久しぶりのナニサマ

今日は、ナニサマのショートからショートへのお引越しの日。

こちらが本命になるショートです。

まだ特養の方は空きがないと言うことなので、待機という形になるけれど、何とか空き次第入れてくださるとの確約を頂いた。

ここは施設自体が新しいし、キレイなつくりなので、夫もここならと思ったようだ。しかもとてもアットホームな感じでもある。

 

先のショートでもスタッフの方がとてもよくしてくださった。

車に乗せた後、一言もしゃべらないナニサマ。

気まずい雰囲気が車内を流れる。

私ももう敢えてしゃべりかけることもしない。

すると、夫が、その空気を払拭したいかのように

「おばあちゃん、風邪の方は大丈夫だったかね?」

と、問いかけた。

「そうだねえ・・・風邪は大丈夫だったわね」

と、答えた。

ほー、一応聞こえてるんだ。

 

次のショートに着くと

「前にも来たことがあるところかねえ」

と、相変わらずのタヌキぶりを発揮していた。(;一_一)

 

夫が部屋まで行きたいと言うので、部屋までついていくことに。

 

着いた途端、傍に夫がいるにもかかわらず

「makoさーん、makoさーん!」

と私を呼ぶ。(又かいムカムカ

 

「あのね、紙袋の中に洗濯物が入っているんだけど、それ出して持って行って洗濯してきてくれないかね」

と早速用事を言いつけてくる。

「ああ、それならもう前の施設の方が別にしてくれて渡してくれたのでここには持ってきていませんよ」

と答えるも、しつこく

「洗濯物ねえ、あるんだけどねえ・・・」

 

面倒くさいから、放置!

 

看護師さんがやってきて

「お薬はこの袋でいいですか?」

「はい」

と、話しているというのに、

「makoさん、makoさん」

ってうるさい!ムカムカ

 

「なに!?」(おっと口調がついキツメ(;^ω^))

「あのねえ、あの水色のフタがついたねえ・・・」

「ああ、レスタミン?なくなったの?」

「あれねえ、私ねえ、このへんが痒くなるんでねえ・・・」

「わかってますよ、それがもうないってことね?」

「あれねえ、もう少ししかないからほしいんだわね」

 

ふん!

あなたのもう少ししかないなんて、あてになりませんよ。

いっぱいあったって、「ないない」ですからね。

(お!だれかが書いてた『ないない詐欺』かあ?)

 

よくもまあ、次から次と、どんだけ嫁が好きか知らないけど、

私の名前を呼ぶなってーの!

息子に言えってーの!

ムキームキームキー

 

いやはや離れていたら少しは優しくなれるかと思ったけれど、

 

無理ーーーーー!

 

少しは神妙にしていたら可愛いのにね。

まったく食えないバアチャン!

Source: 鬼嫁介護日記