華やかさにうっとり✨✨♡
皆さま、こんにちわ
事務員のくーたです。
二月に入り、春を探しに・・・などと言ってた矢先、
三連休中、雪となった関東地方です
国府館周辺でも積雪があり、と~っても寒い三日間となりました
そんな中、1階フロアの一角は
ぼんぼりの灯りに照らされた、華やかな雛人形が飾られました
例年は、入居者様にお手伝いをしてもらいながら飾っていますが
出入り口のある一階は寒く、冷えてしまったら大変
という事で、今年は職員達だけで飾りました
豪華な七段飾りの雛人形
入居者さまが、以前ご自宅で飾られていたものですが、
今回は、こちらの雛飾りを使って
雛人形についての豆知識をご紹介します
皆さま、ご存知のように、
向かって右側にお雛様が座ってますので
こちらは関東雛となります
ではここで豆知識その①
京雛と他地域では、お内裏様とお雛様が逆になってますが、
これは京都御所の紫宸殿ご即位の式典に由来して
太陽が先にあたる側が上の位
「左をもって尊し」という風習によります
「左をもって尊し」・・・
日本全国、現代では女雛が左に君臨しているんじゃないでしょうか
次は、仕丁の両側にあります、桜と橘
それでは豆知識②
この桜橘ですが、向かって天皇の左(東)を守るのが「左近衛」、
右側が「右近衛」にならい、
「左近の桜」、「右近の橘」と呼ぶそうです
他にも色々と飾られていますが、皆さん、名称はわかりますか
四段目には菱餅と御膳を飾り、
六段目と七段目には、
箪笥・鋏箱・長持・鏡台・針箱・火鉢・茶道具
御駕籠・重箱・御所車と、
平安時代の貴族の嫁入り道具が飾られています
丁寧に作られた御道具は、本物にそっくり
見ているだけでも楽しいですねぇ
各フロアにも、雛人形が飾られていますよ
関東から東日本にかけては、現代風の美人顔が人気との事で、
ふんわりした優しげな表情が特徴です
そしてこちらのお雛様前に並ぶのは・・・
素敵な笑顔は、雛人形に負けてません
他には、お顔だけでなく、
大きさも可愛らしいサイズの雛人形を見ることが出来ました
どの飾りも、飽きずに眺めていられますねぇ
もっとたくさんの雛人形を見てみたい
という方はこちら
今月16日(土)からは、
石岡商工会議所主催の「いしおか雛巡り」が始まります
今回で13回を迎える雛巡り
今年は、歴史絵巻情景飾りや
昭和ロマンの雛飾りなどを見ることが出来ます
中心市街地75店によります雛巡り
国府館も参加していますので、是非ご覧下さい
※上記三枚の画像は、商工会議所ホームページからお借りしました。
来週には、平年を大きく上回る気温上昇が予想されているので、
桃の花や梅も、一気に開花するかもしれませんね
何気なく飾っている雛人形も、一つ一つに込められた想いを考えながら
今一度ゆっくりと観賞する
そんな心の余裕をもって日々過ごせると良いですね
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき
ありがとうございました
それでは次回もお楽しみに~
Source: 常陸国府館のブログ