疲れを知らない夫

夫は昨日はゴルフのコンペだった。

なんと幹事だったらしく、とりまとめに忙しかったようだ。

朝、起きてくると、もうすでに夫は準備をしていた。

そして、相変わらず、主語もない目的語もない、ただ述語のみで

「これ書いて」

となにやら旗みたいなものを私に手渡します。

「ん?なにこれ?」

と、普通に言ったった。(眠いし、面倒くさいし)

「ここに、ドラコン2Hって書いて」

と、カスカスのマジックを手渡す夫。

「ゴメン、全体が見えないのよ。見えるように説明して」

これが一番嫌いな夫は、それでも今日はグッと我慢して、

「だから、このへんに書いてくれればいいから」

と彼にしたら下手に出てきた。(笑)

 

私はメモ用紙を出して、それを書き、

「こんな感じ?」と聞いた。

「そうそう、さすがお母さん!」

ふん!もの頼むときだけおだてんじゃないよ。

 

私はマーカーを出してきて、それでハッキリクッキリ書いてあげた。

2つあった。

 

すると、今度は出かける間際、

「あ、賞金渡す袋、用意するの忘れてたわ。何かある?」

 

もう、この人とナニサマは、何でも私に頼めば出てくる、やってくれると思っている。親子ソックリ! クソ親子め!ムカムカ

 

自慢じゃないけど、祝儀袋はいつも用意してあります。

結局10枚ほど必要だったのですが、なんとか間に合いました。

それだけではなく、それに、優勝から始まってブービー賞まで書く羽目になったのだ。

 

無事、事なきを得て出ていきましたが、夜は夜で会食。

昨日は私もエッセイで帰りが遅かったというのに、着くや電話が。

夫からです。

「迎えに来れる状態?」

 

もぉー、こんな言い方までナニサマソックリ。ムキー

 

「迎え、お願いできますか?」だろ。

 

テーブルの上には、今日の成績表が拡大コピーされて載っていた。

(もちろん、私にこれみよがしに、ね)

なんと、夫が優勝でした!爆  笑

 

迎えの車の中で、

「賞金は?」と聞くと、

「ドタキャンしたヤツがいてさ~、その賞金、飛んで行った~」

ですって。

ふざけんな!ですよね。

(もう私がもらう気でいる(笑))

 

「社会人としてサイテー。その人からお金だけもらうべきだわ」

「友達もみんなおんなじこと言ったわ」

当たり前じゃん。

 

そういえば、前にブロ友のまめさんも、幹事やってこういう嫌な思いしたって書いてたなって思い出した。

 

幹事をやった人じゃないと、わからない苦労ってありますよね。

特にお金が絡んでくるから大変。

 

夫のことだから、そんなこと絶対にやらないと思うけど、珍しく

「来年の幹事への申し送りにしておいたわ」

ですって。へ~。

 

そんな夫、昨日はかなり酔っておりましたが、今朝も早く起きて、いつものメンバーとゴルフに行きましたわ。

 

まあ、「亭主、元気で、留守がいい」ですからね。

 

明日から姉夫婦と1泊旅行です。

元気な古希です。(笑)

 

さてさて、北海道は十勝。

最近、夫は上士幌町のふるさと納税をしているみたいで、今日も上士幌のアイスクリームが届きました。

 

今回は初めて「最中」も入っていました。
 
1つ頂きながら、私は昨日の疲れを癒しております。

 

Source: 鬼嫁介護日記