人の命の大切さを今一度考える
私を含め、介護同居嫁様たちは、あまりの義親の理不尽さに業を煮やし、恐らく、何度となく心の中で義親を抹殺してきたことは否めないと思う。
でも、それは愚痴を吐くことで、自分の心を浄化させているだけで実際に死なれたら、悲しいと思うに違いないのだから。
それが人間。
なのに、今日また、残虐な事件が起きました。
一番やってはいけない弱者である子供に手を出すなんて、あってはならない事件です。
犯人と思われる男性は、自殺したようで、事実解明はかなり困難になりましたが、恐らくかなり病んでいた人なのだろう。
それにしても許しがたい事件でした。
娘はこのニュースを聞いて、気分不良に陥ったと言ってました。
子供さんを持っておられる方ならだれでも、恐怖を感じたと思います。
私たち夫婦は、娘が大学に通っていたころから就職し、結婚するまで帰ってくると必ず駅まで車で迎えに行っていたものです。
もちろん、家の近くにバス停はありましたが、人気の少ない時間帯は心配なので、毎日夫と交代で迎えに行ってたものです。
大きくなってもこんなに心配していたのですから、小さなお子さんを持っておられる親御さんは、こんな事件を聞くと、どうしていいか悩んでしまいますよね。
今日、早速この事件に関する記事が載ってましたね。
「死にたいなら一人で死ぬべき」
という非難は控えてほしい、という内容でした。
書いていたのは、福祉学部で教えている大学の先生でもある藤田孝典さん。
それは次の凶行を繰り返させないためだと。
他者への言葉の発信や想いの伝え方に注意してほしいとも。
死んでほしいと思っている人間なんて一人もいないという強いメッセージを送るべきだと書いておりました。
今、この生々しいニュースを見ながらこのブログを書いておりますが、
許されない事件には違いありません。
どんな事情があるにしろ、命をないがしろにする行為は許されるものではありません。
この憤りをどこへぶつけたらいいのか、無念としか言いようがない事件でした。
Source: 鬼嫁介護日記