1年前の記事に今の幸せを考える

 

1年前の私に、今の私の環境変化などつゆとも想像だに出来なかったであろう。

 

この冒頭の言葉、

「男の人と女の人では『介護』に寄せる思いやツラさには大きな温度差がある」

これが嫁を苦しめる一番の元凶のような気がします。

そのうえ、義親となると、育ててもらった恩があるわけでもなし、自分の連れ合いの親だからという理由だけで、義理と人情でお世話するだけのこと。

ここに愛情を求めるのが無理というもの。

ただし、嫁がキャリアで働かざるを得なくて、子育てを手伝ってもらっていたとしたらこれはまた気持ちは違ってくるでしょうが。

親に負けないくらい愛情をかけて育ててくれた義親なら、その恩に報いるために頑張ることも考えられますが。

 

これらがない嫁は、どうやって気持ちよくお世話することが出来るのでしょうか。

可愛い年寄りで、いつもニコニコしていて口を開けば感謝の言葉が

出るといったジイチャンバアチャンなら、頑張れるかも。

でも、うちの姑のように口を開けば、嫁は「天下のオタスケマン」ごとく、こき使えるだけ使おうとしている年寄りに、どうやって寄り添えというのか。難題過ぎる。

 

施設に行っても、その口調は変わらない。

嫁に何を頼もうかと、そればかりに頭を巡らせている。

 

この人は、人に頼ることが当たり前の人。

孫が可愛くて、どんなことしてでも会いに行くという気持ちは全くない。

迎えに来てくれたら行ってあげるわ、ぐらいにしか思っていない人。

 

不思議と私の周りのお友達にそういう人はいない。

というか、そういう人とは友達にはならない。(笑)

だから、バアチャン、好きになれない。

Source: 鬼嫁介護日記