孫の成長

今日は孫くんの英語塾の日。

送り迎えがあるし、夕飯の支度もある。

しかも今日の夜は、エッセイクラブの日。

タイトなスケジュールだ。

 

なのに、お迎えに行ってもなかなかすんなりと帰ってくれない孫くん。

1階がおもちゃ屋さんなので、遊びだしたら止まらない。

ようやく友達も帰り始めたので、しぶしぶ車に乗った。

はいいが、友達とお別れがしたい孫くん。

するといきなり走っている車のドアを開け、ばあばを思いっきり脅かしてくれた。

「だってえー、窓開けようとして間違っただけだもん」

「言い訳しない!」

「ちょっと間違えただけでしょ!」

と食い下がる。

 

すると、今度は窓を開けて

「さよーならー!バイバーイーー!!」

と大声を上げる。

「顔出してない?」

「出してるよ」

「ダメ!引っ込めなさい!」

「だってえー、さよなら最後までしたいんだもん」

と食い下がる。

 

大事な孫を傷つけるようなことがあってはならないと、ばあばは必死。

命に関わる事項には、ばあばは厳しいよ!

 

夕食の支度が終わって、先にご飯を食べる私。

ちっとも帰ってこない娘。

ラインを見ると

「7時くらいになる」

 

ええええええええーーーーーーー!!!!!

 

約束が違うだろ!

 

人って自分以外の人のスケジュールなんていい加減にしか覚えていないものだってしみじみ思った。

 

6時半過ぎには出ないと間に合わないので、孫くんには言い含めて一人置いて家を出た。

 

「ママ、もうすぐ帰ってくるからね。ちょっとだけ一人でTV見て待ってね」

「ぼく一人なの?」

「ちょっとだけだから、お願いね」

「うん・・・」

そういうと、爪を噛み始めた孫くん。

初めて見る姿だった。

一人と言う言葉が妙に不安を掻き立てたんでしょうね。

さっきまで、ばあばに憎まれ口叩いていても、まだ6歳。

 

それでも、ちゃんと留守番出来たようで安心しました。

 

これも孫くんの成長の証しかな。

Source: 鬼嫁介護日記