まだまだ続く姑のお世話

孫くんを連れての訪問に、気分上々のナニサマ。

ひたすら薄くなった髪の毛を気にするナニサマ。

ナニサマの言葉を借りれば、「そんな髪の毛だと帽子を被った方がいいよ」とお節介かいてくれる人がいるとのこと。

 

前に来た時に、ナニサマの髪の毛を散髪してやったが、また少し伸びているようだった。

「髪の毛、あれから切った?」

と聞くと

「職員さんが切ってあげるって言ったんだけど、なんか心配で断ったんだわ。makoさん、切ってくれない?」

ときた。

 

なんで、職員さんに切ってもらわんの!?

断るなよ!

 

「今、ちゃちゃっと切ってくれんかね?」

ですって!

福井からの長いドライブで疲れているって言うのに、なんでここでバアチャンの髪の毛を切らないといけない?

 

?ってきたから、

「おばあちゃん、今日はハサミもないから、今度にしてくれる?」

と言うと、

「そうだわね、今度切ってね、お願いね」

と、プレッシャーかけることを忘れない。

 

さんちゃん、これですよ、これ!

未だに嫁を使うことが、嫁を信頼していると言わんばかりのアピール!

 

ちがーーーーーーう!!!ムキー

 

私はもう、あなたと関わりたくないってーのに、どうしてわかんないかね。

なんで嫁を使うことばかり考えるかね。

 

そもそも散髪だって、同居した当時はちゃんとプロにやってもらっていたのに。どれも気に入らなくて、

「こんなカットで値段ばかり高いんだから」

とこぼし始め、

「makoさん、やってくれんかね」

になったのだ。

決して私がお金をケチってやるって言ったのではありませんから!

 

帽子と言い、散髪と言い、みんな嫁の手を煩わせるものばかり。

いっそのこと、私がかぎ針で、帽子作っちゃう?って思ったけど、なんだってこの人のために尽くさないといけない?と考えたら、死んでもやりたくなくなった。

せめて、探しに行くのみ。

 

まだまだ姑の呪縛は続きます。

 

孫連れて、ええかっこしのだれかさんとは、どこまでいっても立ち位置が違うってことですわ。

 

こんなことぐらいやってあげたらって?

やってあげますよ。

だけどね、いつまでも上から目線で、この歳になってもこき使われる身になってくださいな。

 

あ~あ、これは同居嫁にしかわからない不快感です。

Source: 鬼嫁介護日記