施設からの手紙

いよいよ施設から「入居判定結果のお知らせ」のお手紙が届いた。

 

この1,2カ月の間に入居が決まるってことらしい。

そのために手続き書を完成させておけと言うことらしい。

決まったら、1週間以内に入所してくれと言う。

そのためには、今から準備を始めろってことらしい。

まずは健康診断書を書いてもらわないといけない。

22日の通院でお願いしておかないといけない。

 

その書類の中で、「生活史シート」だとか「暮らし方シート」といった書類を書かないといけない。

つまり、ナニサマの今までの人生のいわゆる自分史を書かないといけないらしい。

まさに個人情報だ。

そして、ナニサマの好きなこと、やりたいことなどを書く欄もある。

 

その書き方例も入っていたが、その内容を見て笑えた。

 

ナニサマみたいな例だったから。(笑)

 

毎日の習慣になっていたことの一つが

ショッピング。(その人は銀座での買い物が好きだったみたい)

ナニサマも、名古屋のデパート好きだったもんね。

 

清潔好き。

身だしなみも気にし、1カ月に1回美容院に行っていた。

毎日寝る前にお風呂に入り、リラックスしていた。

ナニサマも洋服を買うのが大好きだった。

お風呂は、未だに大好き。

 

手芸や籐細工のような手先を使う仕事が好きだった。

ナニサマも、手芸が好きだった。

ナニサマの場合は、和裁が得意で、娘の浴衣をよく縫ってくれた。

 

ブランド物のバッグや洋服が大好き。

ここはちょっと違うかな。

確かに安物は買わなかったが、ブランドはこだわらなかった。

 

神経質。短気。頭痛持ち。

プライド高く、学歴を気にする。

う~ん、似てる部分もある。

 

嫌いな人とは付き合わない。

好む人と深い付き合いしていた。

これは、まさにナニサマだね。(笑)

 

そしてその例の人の現在の様子はというと、

なじみのユニットで自分の知っている人たちだけの生活を好む。

知らない人は気味悪いし、不安。

TVはうるさくて嫌い。

何もかもやる気がしない。

周りの人がむしょうに腹立たしい。

話をしても関心がない。

家族が持ってきた写真も見ようとしない。

自分なりの毎日の生活スタイルを決めており、その通りにならないと機嫌が悪くなる。

とても寂しい。

 

中には当てはまらないものもあるが、ほとんど同じなのには驚いた。

このまま写して書いておこうかしらと思うほどだ。(笑)

 

施設に入らざるを得ない人の特徴と言うのがあるのかもしれない。

Source: 鬼嫁介護日記