琉球介護コミュニティ協会の初セミナー

12日（土）の長崎県・南島原市の２講演は、午前中が住民向けセミナーで、午後からが介護事業関係者向けセミナーであったが、受講者の皆様の評判も上々で、講師としても一安心といったところである。

当日の会場では、僕の著作本のうち、「介護の誇り」のみを販売させていただいたが、用意した部数がすべて売り切れという盛況ぶりであった。地域住民の方が僕の話にとても感動してくれて、涙ながらに感想を述べながら本を購入してくださる姿に、僕自身が感動を覚えた。南島原の皆さん、本当にありがとうございました。

そんな講演を終えて、昨日は北海道の自宅へ帰るための移動日であった。ホテルのある場所からの移動の起点は島原鉄道であり、島原外港～諫早間は23駅に停車するが、そのすべてが無人駅である。ここを1時間20分かけて走る車窓からは、とても良い景色が随所に見ることができ飽きることはなかった。

諫早からは特急かもめで博多に向かい、博多から福岡空港～新千歳空港～東室蘭～自宅という旅程で自宅にたどり着くわけであるが、昨日は乗り継ぎ時間の関係もあり、ほぼ10時間かけての帰宅の旅となった。しかしそれは決して疲れる旅ではなく、楽しめる旅だった。思い出がたくさん生まれた南島原には、是非再訪の機会をいただければありがたいと思った。

そんなのどかな旅を終えたばかりだが、今日から沖縄講演がある17日までの3日間で、今月末に予定されている講演のスライド一本と連載原稿1本を仕上げる予定である。こんなふうに講演と講演の合間に、次々と予定が入る講演の準備は常に怠ることはできないし、作家業も怠けていられないのである。そんなわけで毎日締め切りに追いかけられているような日々を過ごすのが、僕の日常となっている。フリーランスは決して気楽な稼業ではないのである。

ところで以前にもお知らせしたように、昨年末に僕は、「琉球介護コミュニティ協会」という一般社団法人の理事に就任させていただいた。そして今週17日（土）と18日（日）の沖縄講演とは、その「琉球介護コミュニティ協会」が初めて主催するセミナーである。

初日の17日（土）は僕の単独講演で、介護スキルアップセミナーNo.1として「介護職に必要な接遇マナー」をテーマに90分お話しさせていただく予定である。（ネットからのお申し込みはこちら）

介護事業におけるサービスマナーの確立は、介護事業者の職業倫理とか、利用者に対する礼儀という範疇を超えて、今後の生き残り対策として必要不可欠な問題でもある。この問題に特化したセミナーは、沖縄でも初めてではないかと思われる。

今からでも申し込みは間に合うので、できるだけ多くの沖縄の皆さんにセミナーに参加していただきたい。よろしくお願いします。

2日目18日（日）のセミナーは、介護経営セミナーNo.1「介護職人材獲得セミナー」で、株式会社エイチエル・株式会社はっぴーライフ代表 の辻川泰史氏とのコラボセミナーになる。
内容の案内を見てわかるように、聞き逃すのは勿体のない貴重なセミナーではないかと思う。こちらも是非参加していただきたい。

世間では風邪やインフルエンザが猛威を振るって、介護事業に携わっている人は自分の健康管理は勿論のこと、利用者の皆様の健康管理にも気を遣わねばならず、日々気の抜けない状態で業務に携わっていることと拝察する。体調不良の同僚に変わってシフト勤務もギリギリの人数でこなし、多忙を通り越して頑張っている方もいるだろう。

そんな中でセミナーに参加している余裕もないと思っている人もいるだろうが、17日と18日のセミナーとは、マクロの視点から見ると、今後の介護事業者にとって必要不可欠な知識を吸収できる貴重な機会でもある。そんなセミナーが目前に迫っていることを是非知っていただきたい。

ということで、一人でも多くの沖縄の皆さんに是非会場にお越しくださるよう、重ねてお願い申し上げたい。どうぞよろしくお願いします。会場のうるまるシェ（沖縄県うるま市）でお待ちしておりますので、そちらで愛ましょう。

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Source: masaの介護福祉情報裏板