昨今の娘たちの事情
昨日は、お昼にバスケママたちと会ってお茶しました。
目的は、今年の旅行の計画です。
もう四半世紀になるお付き合い。
毎年、8人で旅行に行ってます。
だいたい決まったところで、最近の自分たちの生活に関する井戸端会議になっていったのです。
私の「介護卒業」の話にも触れて、皆から「ご苦労様」と言って頂きました。皆一様に「makoさんの嫁姑バトルの話が聞けなくなるのは、寂しいわね」とも。(笑)
それから、元々皆の共通の話題である「娘」の話になっていったのです。
8人のうち半数は、娘ばかりの親です。
3人は、娘一家と同居。
息子と暮らしている人は一人。
あとは私のような娘一家を支援している人ばかりです。
娘たちは皆バスケのチームメイト。
そんな親たちが、初めて昨今の娘事情を話し出したのです。
そもそも、支援している一人が、毎日のように娘宅に夕飯のお惣菜を届けるのですが、ある日、そのお惣菜の汁を床にこぼしてしまったという話を始めたのです。
もちろん奇麗に拭いたのですが、夏だったのでアリが家に入ってきたと言うのだ。それが原因かどうかはわからないのに、それで、こっぴどく叱られたと言うのです。
「確かにそれが原因だったかもしれないけど、言い方がねえ、だからお母さんは~みたいな言い方するのよねえ。世話してあげているのに、悲しくなるわ」と。
すると、私もつい一昨日の娘の態度にカチンときていたので、そのことを話したのです。
「汁が入った残り物の袋があったんだけど、私は先をゴムで結わいておきたかったのだけど、いくら探しても輪ゴムがなかったので、ビニルの袋を被せてキッチンに立てかけておいたのね。それを、娘が片付けようと手にしたら汁がこぼれたわけ。もう、怒るわ怒るわ。何しろモデルハウスみたいなキッチンだから汚したくないのはわかるけど、私もつい『だって、輪ゴムがなかったんだもの』って言ったら、なんて言ったと思います?
『お母さんはすぐ言い訳する!だってだってって!そこはごめんなさいって言うとこでしょ!』って。私は3歳児かって話よね」と。
すると、同じような話が次から次と始まったのです。(笑)
賞味期限もとにかくうるさい。
「お母さん、○○ちゃんにこんな賞味期限切れたもの食べさせる気?」
「あら、私はそんなこと気にしないで育ててきたけど、それでなにか病気になったことある?って言い返してやったわ」
「ティッシュペーパーの使い方もおかしいのよね。ちょっと使っただけですぐ捨てる。フワフワのままでポイポイって。ゴミ箱はすぐ満帆」
「私なんか、ちょっとしか使わなかったときは、ポケットに入れておいてちょっとしたときに使ったりするわ。だって勿体ないもの」
ん?
そこのくだりの時だけ、私は口を挟んだ。
「それって、うちの姑がいつもそうだった。メチャメチャティッシュを使う人だったけど、食事の時、口を拭いたのを捨てるかと思うと捨てないでテーブルの隅に置いておいて、次にまたそれで口を拭うのよ。それはちょっとやめてほしかったけど」と。
皆、大笑い。
「それはちょっと困るわね。私のはホントにちょっと使って勿体ない状態の時だけよ」
と彼女は補足した。(笑)
食洗機でもきれいに落ちていない時がある。
「お母さん、こんな汚いお皿で食べさせる気?とか言うのよね。言い方ももう少し優しく言えないかしらね」と。
書き出したら、思い出して笑えてくる。
バスケチームは、闘ってきた娘たちばかりだから、戦闘的なのかもしれないねって。(笑)
バスケママたちは皆、上品なお母様ばかりなのに、娘たちは強く逞しく母親に対しては遠慮することなく言いたい放題。
姑に仕え、娘たちにまでも仕えなくてはいけないなんて、
可哀想な母たちであります。( 一一)
Source: 鬼嫁介護日記