【資格】柔道整復師について詳しく解説!介護職は知っておくべきこと
介護職なら知っておきたい資格、「柔道整復師」の資格について詳しくまとめました。柔道整復師は、国家資格のため難易度が高めとなっていますが、この資格は取得しておくと将来、独立や開業できるので、将来を見据えて取得しておく人が多い資格です。
資格名 | 柔道整復師 |
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難易度 | ★★★★ |
受験資格 | 大学入学の資格を持ち、文部科学大臣指定または都道府県知事指定した学校や柔道整復師の養成施設で修業(3年以上)することで、受験資格が得られる |
受験費用 | 16,500円 |
資格が役立つ職場 | ・病院 ・接骨院 ・スポーツ業界 ・福祉関連施設など |
柔道整復師とは?
「ほねつぎ」「接骨師」という呼び方でなじみのある柔道整復師は、骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれなど、各種損傷に対して柔道整復の治療を行う国家資格です。柔道整復師の施術は、日本の伝統医療で、整復法・固定法・後療法の3手技を行いながら治療を行います。
資格取得により整骨院や病院などの医療機関だけでなく、介護・福祉業界やスポーツ業界など、働く場所も多岐に渡ること、また独立・開業も可能な国家資格として、将来性のある職種とも言われています。
柔道整復師を取るメリットは?
資格取得により、整骨院・接骨院、病院、整形外科クリニック等の医療機関への就職などのほか、スポーツ業界や介護・福祉業界の求人も多く就職や転職にも有利です。資格を取得していれば、年齢を重ねても、現役で長く仕事を続けることもできますし、自分のライフステージに合わせ、働き方や働く業界などを変えることもできます。
しかし現実問題として、柔道整復師の給料は、働く職場や業界によっても大きな違いがあるようです。資格を取得するために高額な費用がかかる資格ではありますが、そう高い給料を得ている人ばかりではありません。
中には独立・開業をしなければ、それなりの収入は得られないと言う人もいますが、反対に自分の努力次第で、独立・開業も夢ではないということがメリットとも言えるでしょう。
柔道整復師の資格取得について
難易度:★★★★
柔道整復師は、厚生労働省の許可した柔道整復師の養成施設(3年間以上修学)や文部科学省の指定した4年制大学で必要な臨床系専門科目を履修し、卒業後国家試験に合格することで資格取得となります。
柔道整復師の受験資格
大学入学の資格を持ち、文部科学大臣指定または都道府県知事指定した学校や柔道整復師の養成施設で修業(3年以上)することで、受験資格が得られます。
柔道整復師の受験料
柔道整復師の試験内容
柔道整復師の試験は、年に1回実施され、マークシート方式による筆記試験が行われます。医療資格になるため、解剖学や生理学、一般臨床医学など含め、下記の11科目あります。
北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県
【試験科目】
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論及び関係法規
柔道整復師の受講費用
資格取得のためには、3年以上の学校や養成施設に通う必要があり、そこに入るには、国家試験の受験よりも厳しいと言われています。かかる費用も高額となり、通う年数や学校等によって学費も大きく異なります。
専門学校の学費は、3年間で総額300万円〜400万円程度かかると言われていますが、4年間通う大学などでは600万円以上かかる場合もざらにあるようです。
柔道整復師の資格が役立つ職場
柔道整復師は、病院や接骨院・整骨院だけでなく、近年ではスポーツ人口の増加に伴いスポーツ業界などでもスポーツトレーナーとして、柔道整復師の活躍の場は広がっています。
また超高齢社会を迎える日本では、今後ますます高齢者が増えるため、高齢者の機能回復を行う機能訓練指導員として、介護や福祉の分野での需要も高まってくることでしょう。
さらに柔道整復師の資格取得後、現場で経験を積み、接骨院や整骨院を独立・開業を目指という意味では、期待ができる職種であると思います。
介護関連資格
柔道整復師の他にも、介護職なら知っておくべき資格があるのでまとめました。気になる資格は詳細を確認してみましょう。
介護職員初任者研修
資格名 | 介護職員初任者研修 |
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難易度 | ★ |
受講資格 | なし |
受講費用 | 5万円~15万円程度 |
詳細 | 確認する |
介護福祉士実務者研修
資格名 | 介護福祉士実務者研修 |
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難易度 | ★ |
受講資格 | なし |
受講費用 | 5万円~15万円程度 |
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介護支援専門員(ケアマネージャー)
資格名 | 介護支援専門員(ケアマネージャー) |
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難易度 | ★★★★ |
受験資格 | あり |
受験費用 | 7万円~10万円程度 |
詳細 | 確認する |
社会福祉士
資格名 | 社会福祉士 |
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難易度 | ★★★★★★ |
受験資格 | あり |
受験費用 | 15,440円 / 28,140円 / 13,020円 |
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福祉用具専門相談員
資格名 | 福祉用具専門相談員 |
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難易度 | ★ |
受講資格 | なし |
受講費用 | 3万円~7万円程度 |
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喀痰(かくたん)吸引等研修
資格名 | 喀痰(かくたん)吸引等研修 |
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難易度 | ★★ |
受講資格 | なし |
受講費用 | 5万円~20万円程度 |
詳細 | 確認する |
同行援護従業者養成研修
資格名 | 同行援護従業者養成研修 |
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難易度 | ★ |
受講資格 | なし |
受講費用 | 一般過程:3万5千円~4万円程度 応用過程:3万円~3万5千円程度 |
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行動援護従業者養成研修
資格名 | 行動援護従業者養成研修 |
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難易度 | ★ |
受講資格 | なし |
受講費用 | 3万5千円~5万円程度 |
詳細 | 確認する |
介護事務
資格名 | 介護事務 |
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難易度 | ★ |
受講資格 | なし |
受講費用 | 通信講座:2万~5万円 通学講座:4万円~6万円 |
詳細 | 確認する |
介護予防運動指導員
資格名 | 介護予防運動指導員 |
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難易度 | ★★ |
受講資格 | あり |
受講費用 | 6万円~10万円程度 |
詳細 | 確認する |
レクリエーション介護士
資格名 | レクリエーション介護士 |
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難易度 | ★ |
受講資格 | なし |
受講費用 | 3万5千円~4万円程度 |
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サービス介助士(ケアフィッター)
資格名 | サービス介助士(ケアフィッター) |
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難易度 | ★ |
受講資格 | なし |
受講費用 | 41,040円 |
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認定介護福祉士
資格名 | 認定介護福祉士 |
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難易度 | ★★★ |
受験資格 | あり |
受講費用 | 約60万円(介護福祉士会会員価格約35万円) ※介護福祉士会の主催の研修の場合 |
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精神保健福祉士
資格名 | 精神保健福祉士 |
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難易度 | ★★★★ |
受験資格 | あり |
受講費用 | 17,610円 / 28,140円 / 14,080円 |
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調理師
資格名 | 調理師 |
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難易度 | ★★ |
受験資格 | あり |
受講費用 | 6千円前後 |
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理学療法士
資格名 | 理学療法士 |
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難易度 | ★★★★★ |
受験資格 | あり |
受講費用 | 10,100円 |
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作業療法士
資格名 | 作業療法士 |
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難易度 | ★★★★★ |
受験資格 | あり |
受講費用 | 10,100円 |
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言語聴覚士
資格名 | 言語聴覚士 |
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難易度 | ★★★★★ |
受験資格 | あり |
受講費用 | 34,000円 |
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Source: まじかいご。