年寄りも子供もルーティンは大事

娘が申してた通りです。

ルーティンは大事。

これを乱されると、何とも言えない違和感を感じるのでしょう。

 

ナニサマのルーティンはホント、キッチリしてました。

いつも時計とにらめっこ。

起きる時間も寝る時間も、1分だって狂わせたくない。

食事時間には特に気を使った覚えがある。

 

昔、温泉地から帰ってくるとき、高速道路を走っていたのだが、とっくに6時は過ぎ、夕食タイムが迫っているときのことでした。

次のSAまでは、まだ30分ほど走らないといけない時だったと思う。

突然、ナニサマが、

「ご飯はまだかね?」

と言い出したのです。

「もうちょっと待ってくれる?」

と運転しながら夫が答えたのだが、ナニサマ、

「お腹空いたわね」

と言うのです。

「我慢できない?」

「出来ない」

と答えるナニサマ。

 

仕方ないので、途中で高速を下りたが、さて、見渡せどお店は見当たらず。

走ること30分近く、ようやく見つけて入ったということがありました。

ナニサマにとって、6時過ぎたら夕食というルーティンが刷り込まれていて、遅れることは許せなかったようです。

 

こんなことは序の口。

たくさんありましたよ。

どれだけ振り回されたことか。(苦笑)

 

実は、昨日、孫くんがご機嫌ナナメでかなり荒れていたのです。

 

それはいつものルーティン通りのお迎えでなかったからです。

初めは何を訴えているのかわかりませんでした。

 

「バアバが想像しているのとぼくが想像している行き方が違うんだって!何度言ったらバアバはわかるの!?」

 

昨日は英語教室でした。

いつもは孫くんが帰ってくるのを家で待っていて、一休みしてから教室に行くのですが、今は夏休み。

学童に行っているので、直に迎えに行ってそのまま教室に送っていくことにしたのですが、それが気に入らない。

 

そう、いつもルーティンじゃないので、孫くんの中でパニックが起きてしまったんでしょうね。

 

それの尾が引いて、その日の英語はまったくダメだったようです。

 

変化に弱い年寄りと子供。

私も勉強になりました。

 

 

Source: 鬼嫁介護日記