今だから話せる1月からのこと・4

不調は最初

『眠れない』から始まった。

 

仮住まいの家は

お世辞にも居心地が良いとは言えない状態だったけど

 

 

眠れなくなるほどではない。

 

それに自慢じゃないが神経は図太いワタシ。

(以前友人に言われた)

 

あの怒涛のW介護の真っ最中であろうとも

ありがたいことに『眠り』で悩んだことはほとんどない。

 

色んな事が急展開して神経が昂ってるせいかしら?

 

そんなことを考えながら

モンモンと寝付けないまま数日間を過ごしていた。

 

その間、ばあちゃんの病院に日参したり

合間に解体が始まった家を見に行ったり

それなりに忙しい毎日だったが

 

まだその頃は良かったんだ。

 

ばあちゃんは3週間後には療養病棟に移され

1か月も過ぎた頃

一旦落ち着きを見せる。

(翌月にまた胃潰瘍騒ぎがあったんだけどさ)

 

すると病院へ通う頻度も落ちてきて

洗濯物の入れ替えのみが業務のようになって来た。

 

じいちゃんは老健。

ばあちゃんは病院。

 

いつ何時緊急の連絡があるか分からない心配はあるものの

今まで担ってきた重い役割はない。

 

足を運べば良いだけだもの。

 

 

今まで待ち望んで恋い焦がれ夢にまでみた

介護からの解放。

 

一時的かも知れないにしろ

今やっとその時が来たのだ。

 

デイサービスの送迎時間の縛りや

おむつの始末や排便のコントロールや

食べ物の形態の配慮や食事の介助や

褥瘡の防止や血糖値の管理や

果ては夜中の寝息の確認まで

 

これら全てがポン!となくなることが

実際どういうことなのか?

 

 

結果は

 

 

身体に不調が次々現れる。

 

 

 

食道にトロトロとつかえるタマ。

口の中は口内炎が出来ては消え。

食欲も振るわない

・・・そして眠れない。

 

そのうち小さなミスが度重なるようになって来て

 

 

としお氏まで心配する始末。

 

 

古い仮住まいで、ネットの配線などないものだから

事前に手配して引っ越し直後に設置工事。

 

 

そこまでしてたのにも関わらず

 

長らく支えだったブログの更新も途絶えがちになった。

書く時間はいっぱいあるのに

書こうと思っても書くことがなかなか出来ない。

 

 

そんな少々ヤバい状態が続いていたのだな。

今になって思うと。

 

 

 

しかし

そんなヤバい状態の中

救いがワタシの誕生日にもたらされた。

 

 

 

 

それは

さくらちゃんからの

第2子懐妊の報告でした。

 

 

 

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Source: 13番目のあな