クリスマスになると思い出すこと
我が家の3人の子供たちはもう、皆30代になりました。
親も年取るわけです。(笑)
そんな子供たち、だれが決めたわけでもないのに、結婚したいお相手を家に連れてくるのが、なぜだか
クリスマス
なのでした。
ナニサマと別居していたときも、いつも我が家でのクリスマス会には
ナニサマも出席しておりました。
なので、我が家にとって、クリスマスは特別な思いのある日でもあるのです。
実父が生きていたころは、実父がいつも来てくれてました。
実父を嫌っているナニサマは招待しませんでした。
だって、子供たちの面倒を見てくれていたのは実父でしたから。
ところが、3人がそれぞれ年頃になったころは、実父はもうおりませんでした。
だから、そのころはいつもナニサマが来てくれていたのでした。
そんなわけで、3人の子供たちは、お相手を私たち夫婦とナニサマに最初に紹介していたことになります。
ナニサマは、子供たちが選んだ人に異を唱える人ではなかったので、いつも嬉しそうにしていたのを思い出します。
娘の婿殿はたいそうお気に入りでした。(笑)
面食いバアチャンですからね。(笑)
そんなクリスマスも、孫が増えて、どちらかというと孫中心のクリスマスになっています。
長男一家は遠く福岡に行ってしまいましたが、先日顔を見て、ああ繋がっているって実感したものでした。
2月には次男のところが、3月には長男のところにまたまた可愛い天使がやってきます。
昨日、隣り合わせで婿殿と飲んだのですが
「あなたのところは一人だけで、ごめんなさいね」
と言ったら、婿殿、
「いとこたちがきょうだいみたいなものですから、大丈夫ですよ」
と言ってくれました。
娘はスポコン少女だったのに、血小板減少症で、また産むとなったら周りを巻き込んで大変なお産になるので、娘夫婦は2人目はあきらめたのでした。
そんないきさつを充分知っているはずなのに、ナニサマは
「〇〇ちゃん(娘)のところはいつ2人目が生まれるのかねえ」
って言うので、やっぱりボケてるなって思います。
朝ドラの『まんぷく』で、松坂慶子扮する主人公の福ちゃんのお母さんが、二言目には
「あなたたち子供はいつつくるの?」
って言うセリフに今だったらあり得ないなっていつも思っていました。
松坂慶子のあのほんわかムードだから許せるけど、そうじゃなかったらブーイングものですね。(笑)
話はそれましたが、クリスマスになると、そんな我が家の歴史を思い出します。
ナニサマがもっとしっかりしていれば、クリスマスのそんな話も出るでしょうけど、今のナニサマはもう自分のことしか考えられないでしょう。
すべてお世話してもらって、その中でちょっとだけリハビリして、ご飯はしっかり食べて一日をのんびり過ごす。いや大半は寝て過ごすことになるかもしれません。
きっと今のナニサマにはそれが一番幸せなのかもしれないと思えるようになりました。
さて同じく孫を持つmakochanは、バアチャンバアチャンなんかしてはおられませんよ。
来年もいっぱい旅行をして楽しむつもりですから。
孫たちとも遊ばないとね。ふふふ。
Source: 鬼嫁介護日記