姉宅にて新年会
ナニサマと同居していた時は、正月に姉宅を訪問することなんぞ、なかなかなかった。
子供たちが帰ってきていたこともあったが、ナニサマを置いて二人で出かけることなんかショートでも取っていない限りなかなか出来なかったからだ。
今年は次男一家しかいないこともあって、静かな正月だ。
なので、またまた次男が言い出したのである。
「おばちゃんの家にお年賀に行こうよ」と。
すると、夫が
「それなら、頂いた甕(かめ)タンタンを持って宴会しよう!」
ということになったのである。
正確には「甕タンタン」ではなく「甕しぼり」だったけど。(笑)
姉も快く承諾してくれて、姪一家も来るということになった。
さて、お酒大好きな義兄ももちろん快く我々を受け入れてくれた。
姉一家5人+ちびっこ2人。
makochan一家4人+ちびっこ1人。
賑やかな宴会が始まった。
これが宮崎から送られてきた「かめしずく」。
お酒は進むわ、話は興に乗るわ、で、あっという間に1.8L入りの甕タンタンは無くなったのです。
すると、義兄がとっておきの焼酎を出してきたのである。
これ、すごかった。
何がすごいって、値段もさることながら、焼酎と言うよりまるでウィスキーのようなまろやかな味なのである。
はい、これもあっという間に空けてしまいました。
すると、今度は中国で買ってきたという紹興酒が出てきた。
さすが吞兵衛の家だ。
それもあっという間に空いて、ついに日本酒登場。
地元愛知は岡崎のお酒と言うことで、これまた完飲。(笑)
すると酔いつぶれるどころか、しゃべるしゃべる。
特に我が夫は水を得た魚のごとく、興に入っておりましたわ。
いつも静かで無口な義兄も、お酒のせいか、よくしゃべります。
久しぶりに会った姉の末娘も、普段は無口だが、お酒が入ると饒舌になり、我が次男も饒舌になり、とにかく楽しい宴会になったのです。
姪の婿殿は今日は運転手ということで、自粛。
次男の嫁さんも妊娠中につき自粛。
この二人には、本当に悪いことをした。
そして勢いに乗った男どもは、とうとう家族旅行を言い出すのである。
今夏、みんなでハワイに行こう、ということになったのである。
義兄は妻である姉にとても優しく
「この人はあまり海外には行きたがらないんだけど、ハワイなら行ってもいいと言うので連れて行ってやりたい」
とのたまうのである。
そういえば、姉夫婦は一度も夫婦喧嘩をしたことがないそうだ。
「うちはAlways!」と私。
姉妹でもまったく違う。
義兄が言う。
「仲のいい秘訣は、奥さんには逆らわないこと。これだよ」と。
あーいえばじょうゆーの我が夫とはえらい違いだ。
すると、姉がサラリーマン川柳をこっそり見せてくれた。
仲がいい 夫婦喧嘩なし 会話もなし
見せるなり、くすっと笑う姉。
やっぱり上手だわ。(笑)
さて1時から始まった宴会、お開きは7時でした。
「どんだけ飲んどるんじゃい!」でした。
Source: 鬼嫁介護日記