片付けられない症候群

今日はエッセイの日。

娘宅にてそそくさと夕食を食べて、そのまま教室へ。

 

終わったのがいつもの通り9時過ぎ。

帰ろうと車に乗ると、向こうで手を振っているお仲間が2人いる。

「どうしたの~?」

と聞くと

「お茶しない?」

とのこと。

お付き合いすることに(笑)

 

介護仲間になった彼女が、今日は義母の話をしだした。

彼女、60になってから再婚したのだ。

その再婚相手のお義母さんのことを、前はよく褒めていた。

「本当にいい人」

って。介護が始まった実母とは、まったく違うと自慢していた。

 

ところが、そのお義母さん、片付けは全くできないと言うのだ。

 

結婚する前に、実家の近くの三重で家を新築した彼女の旦那さん。

結局名古屋勤務になってしまったので、母親に託し、自分は彼女宅に転がり込んでいるというマスオさん状態。

 

月に一度、その自宅に母親のご機嫌伺と掃除に出かけるんだそうだ。

 

ところが、その「本当にいい人」のはずのお義母さんの家は、新しい家にも関わらず、真っ黒なんだそうだ。

キッチンとお風呂は、もはやカビやらゴ〇〇りの糞やらで、真っ黒のなっていると言うのだ。

排水口はドロドロ。

彼女は毎回、掃除に明け暮れると言うのだ。

 

お義母殿は、お茶の先生をやっていたような人で、茶室まで作ってあるそうだ。

ところが、茶室は足の踏み場もないくらい散らかっているし、他の部屋も同じだと言うのだ。

 

「ああ、それ、認知が入ってるね」

ともう一人のお仲間が。

彼女は現役の看護師だ。

 

実家は乳牛を育てているとのことで、近くに跡を継いだ長男宅があるそうだ。

ここでも「嫁姑関係」がうまくいってないようで、長男の嫁は、まったく顔を出さないそうである。

 

「歳を取ると片付けられなくなるのかしら」

と彼女。

あまりにたくさんの下着が山積みになっているから、もう着れないものは捨てようねと言ったら

「まだ全部着るから、捨てないで」

と言ったそうだ。

 

ああ、ナニサマと同じ年寄りがここにもいる、と思ったものだ。(笑)

 

これは年寄りの習性なのか。

はたまた、認知症がそうさせるのか。

 

もうナニサマは帰ってこないのだから、もう聞く必要もないし、私が捨てればいいんだと再認識したお仲間との会話だった。

Source: 鬼嫁介護日記