介護する大変さ
昨日のブログで、
「要介護者でもサ高住に入れる!?」
を書いたら、実際に介護施設に携わっておられる方から貴重なご意見を頂いた。
もちろん、昨日書いた
「介護報酬を狙うサ高住」の話は、あくまでも一部の話。
しかも、やはり土地代が高い都市圏で多くなっているとのこと。
このサ高住、2011年に誕生したとのこと。
なので、まだ歴史が浅い。
提供されるサービスも運営事業者によって異なるそうだ。
食事は96%、調理など家事支援は51%の物件が手がけるそうだ。
入浴や排せつなどの介護も必須サービスではないが、48%が提供しているそうだ。
通所介護や訪問介護の事業所を併設し、実質的には介護施設のような運営をしているケースも多いとか。
ただ、まだ歴史が浅いので恐らく模索しながらの運営だと思われる。
なので、運営事業者は自治体に登録するが、特養や有料老人ホームのように行政の規制対象にならない物件が大半なんだとか。
国は広さに応じて補助金を出すなどして、手厚い支援措置で建設を促してきたという経緯があるようだ。
結局、行政がまだサ高住の運営だとか整備計画をきちんと把握していないと言うのが現状なのではないかと思われる。
介護を必要としている高齢者はたくさんおられる。
その中で、在宅介護という大変な選択を強いられている方も多くおられるわけだ。
かくいう私もそうだ(いや、そうだった)。
私なんかたった一人の義親を看るだけで、疲弊してしまったのだから。
10年近く、姑は変わることなく、親なんだから世話してもらって当たり前的態度をとり続けてきたわけだから、どれだけ理不尽な思いをさせられても我慢に我慢を重ねてくるしかなかったというのが正直な話。
ナニサマのモノを片付け始めて感じるのは
「あ、これ私のだったなあ~」っていうものがたくさんあること。(笑)
私が持っているものを欲しがり
「それ、ちょうだい」と言って、自分のモノにしていたっけ。(笑)
服だけでなく、膝掛、帽子、コートもあったわ。
足が冷えると言う話をエステの先生に相談したら、暖かな室内履きを譲ってくれたことがあった。
もちろん買いました。
それを家に持ち帰ったら、早速、ナニサマは
「それ、いいわね。ちょうだい」
と言って、横取りされた。
そして自分で履けないとか言って、毎晩履かさせられたわ。( 一一)
私が着ている服を見ては
「そういうの、私も欲しいわね。千円でいいから買ってきて」
は!?千円で買える服なんて着てませんけど。(怒)
まったく言いたい放題だったなあって。
そんな介護生活を思い出すだけでも、介護って精神的にもやられるんだよね。
ただ、暴力的なことはなかったので、その点は救いだったかもしれない。
介護職員さんたちには、感謝以外の何ものもありません。
これからもどうぞよろしくお願いします、と心から思っております。
Source: 鬼嫁介護日記