「お母さん、最近ヒマ?」
娘に言われて、
ん?そうかも。
今週はお稽古があっただけで、特に予定なし。
そういわれてみれば、そんな私は珍しいかも。(笑)
土曜日には、ジャズライブに行くことになっているし、日曜日は友人が出る演劇を見に行くことになってるし・・・この数日だけかも。
ナニサマがいないと、土日も堂々と出かけられる。
それが一番嬉しい。
姉から電話があって、
「そういえば、おばあちゃんの行く施設は決まったの?」
と聞いてきた。
「あ、まだ・・・」
「え?それじゃあ、入るところがなかったら、また家に戻ってくることもあるの?」
「あ、それはない。行く施設は決まってるので、空きを待っているところ。それまではショートステイを使うことにしているの」
「あ、そうなのね」
「戻ってきたくても、ベッドもないし、車椅子もないし、だもん」
「ああ、そうだったの。それならよかったわ。あなたのところだって立派な老々介護だからね。70になっても介護しなきゃいけないなんてことになったら、体が持たないわよ」
と、心配してくれる。
もう今更、この生活を手放すなんてことなんてあり得ません!
こんなストレスフリーな生活、だれが手放すものですか!(笑)
娘宅から帰ってきたら、ショート先から留守電が入っていた。
下着のゴムが緩んできたから、直してほしいですって。
さてさて、明日は新しい下着を持って、訪問しないといけないのかな。
噂なんかするもんじゃないってか。
Source: 鬼嫁介護日記