書きたいと思っていたネタ「今日は歌舞伎の日」

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私と娘は歌舞伎ファンである。
娘は日舞、私は長唄三味線を続けている関係上、どうしても歌舞伎とは切り離せない部分があるわけです。
 
先日の「初弾き会」で、一緒にお稽古しているHさん(男性)、彼はプロ級の腕前で、習うより教室を開いた方がいいような方なのですが、そこで、私と『汐汲』を弾いた後で、『勧進帳』を弾かれたのです。
私は、この『勧進帳』が大好きで、いつか弾けたらいいなあって思っている曲なのです。
上手な人が弾かれると、やっぱりいいです。
 
何気に次男夫婦にそんな話をしたら、(どういう流れからそんな話になったか覚えていないが)
「お母さん、『かんじんちょう』ってどんな漢字書くの?」
と、次男が聞いてきたのです。
私は頭の中が????になり、
「え?どういうこと?『勧進帳』を知らないってこと?」
と問うと
「うん、知らないよ」
「えーー!?あなた、常識ですよ。ねえ、○○ちゃん(次男の嫁)?」
と、嫁さんに振ったら、嫁さん、苦笑いして
「すみません、私も知らないです」
 
そっかーー、歌舞伎なんかに興味がなければ、生活の中に入り込むものではないんだってことを認識した次第。
 
そんなことから、歌舞伎をたしなむ人がどれくらいいるかと問うたら、数限定かもしれないなと思ったりもしたのです。
だけど、これも相撲と同じで、国を代表する伝統文化なわけだから、知識として持っていた方がいいことのような気がします。
 
そのうえ、私たちの生活の中には、歌舞伎用語が結構自然に入っていることにも気づきます。
 
板につく
一枚看板
裏方
お家芸
大詰め
御曹司
極め付き
黒幕
こけら落とし
捨て台詞
千両役者
だんまり
とちる
泥仕合
なあなあ
ノリ
花道
幕を引く
見せ場
めりはり
 
そう思えば、「勧進帳」もその一つに入れてほしいな。(笑)
海老蔵や勘九郎、七之助、猿之助といった若手が頑張っているのだから、若い人たちにも是非興味を持っていただきたいものです。

Source: 鬼嫁介護日記