終活を考える
昨日の日経の夕刊の一面が
「墓じまい」
終活で急増
という見出しであった。
ブロ友の皆さんの中でも、終活を考えておられる方は何人かおられますが、やはり後々のためには考えた方がいいのでしょうか。
私の姉は、自分自身も私との女きょうだい二人のみ。
そのうえ、自分の子どもも娘が二人。
孫も女の子二人。
もう、名前も継いでくれる人がいないということで、まずは仏壇の処分をし、墓じまいもしてしまった。
墓じまいは、さすが先祖代々の墓で、あったところも山の麓みたいなところだったので片付けるのに100万単位のお金がかかったそうだ。
姉に言わせると、子供たちに迷惑かけたくないというのがやはりあるようだ。姉は、転勤族の父に育ったせいか、そういうところはかなり合理主義者である。
私はと言うと、夫はまったく終活には興味がない人なので、一切口は出しません。
我家は息子が二人いるということもあるが、そもそもなぜ断捨離しないといけないんだという持論を持つ人なのです。
彼は永遠に生きると思っている人なんです。
自分の寿命を決めようとする私に、露骨に嫌悪感を表す人ですから。
世の中に逆行していくタイプ?(笑)
その世の中は、確実に少子化、跡継ぎがいないと言う理由で、「墓じまい」が始まっているんだそうな。
墓じまいして、自分たちはどうするかというと、海に散骨してもらうんだとか。
よく言えば、「しがらみ」からの解放ってことですかね。
ただ不要物いわゆるゴミだけは残したくないですね。
日頃から少しずつ片付けていかなくてはいけないと反省はしている。
私の中にこれから先のことの展望はないわけではないが、やっぱり死に向かって生きているという発想は止めて、死ぬまで必死に生きるんだという考えに変えていこうかと。(笑)
昨日のロバート・キャンベル氏の講演にもあったように
「苦」と「楽」は共存しているのがいいんだって。
水戸黄門の歌にもあるでしょ。
♪人生、楽ありゃ 苦もあるさ~
これです。
終活は、我家では今のところ・・・ない、かな。
Source: 鬼嫁介護日記