すべての介護関係者に求められる看取り介護スキル

今日も僕はこの記事を空の上から更新しています。搭乗機は、まもなく羽田空港に降りる予定です。

目的地は高井戸の認知介護研究・研修東京センターです。今日は午後4時過ぎから社会福祉法人の職員さんなどに向けて、「看取り介護講演」を行う予定となっています。

しかし今回の旅はそれで終わりではありません。今日から東京(杉並と新宿で2講演)~福岡(博多)~岡山(岡山市)と回り、北海道の自宅に戻るのは来週の月曜日・夜になる予定です。

今日は講演後、渋谷のホテルに泊まる予定になっていますが、夜は明日の講演の主催者である、東社協の関係者の方々と新宿駅近くでオフ会が予定されています。呑みすぎないように気を付けるつもりはありません(笑)

明日の講演は午後からですが、その前に泊まっているホテルで、午前中いっぱい出版社の取材予定が入っています。この取材は、僕のインタビュー本を発刊するための取材で、今年の夏ごろには出版にこぎつけることができるように準備を進めています。ただしこれはあくまで僕のインタビューを中心に、出版社の編集者が文章をまとめるもので、僕の著作とは異なるものです。どんな本になるかは僕も予想がつかない状態です。今日も含めて何回かに分けて行われるインタビューがまとまって、本になる日までのお楽しみというところです。もしかしたら僕の「伝記」のような本になるかもしれません。伝記ができたらもう死ななければならないなんて言っているのは誰でしょうか?死んだら化けて出ますよ。

明日は、あいおいニッセイ同和損保新宿ビルで行われる、『東社協・東京都高齢者福祉施設協議会主催・生活相談員研修』の中で、「生活相談員が担うべき人材確保および定着」というテーマで150分の講演を行ないます。介護事業者のおける頭脳役としての役割を持ち、かつ中間管理職として、あるいは将来施設長という期待も寄せられる相談員に向けて、今後の介護事業における人材確保と育成スキルを磨いてもらうべくレクチャーしてきます。

その講演を終え、質疑応答などすべてが終わるのは午後5時過ぎになりますが、その後が大変です。新宿から品川に移動し、新幹線に乗り換えて福岡県の博多に向かわねばならないからです。

本来なら博多へ行くには、羽田空港から飛行機でに乗った方が早く着くことができるのですが、羽田に移動して飛行機に搭乗し、さらに福岡空港を降りた後に、地下鉄に乗って博多に移動する乗り継ぎの手間を考えると、新幹線で品川から乗り換えなしで移動して、移動中に駅弁食いながら酒でも飲んでいた方が心身ともに安らげるような気がして、今回は新幹線で約5時間かけて博多へ移動する手段を選びました。

ということで土曜日は福岡市、日曜日は岡山市で日総研看取り介護セミナーです。このセミナーは座学だけで5時間の長時間セミナーですが、このテーマで全国7カ所を廻るのはもう4廻り目に入りました。今年度は岡山会場が最終セミナーとなります。

ここで福岡セミナー受講者の方にお知らせとと願いがあります。既に日総研から連絡が入っていると思いますが、セミナー会場が変更されています。当初は福岡商工会議所での開催を予定していましたが、そこからすぐ近くの第7岡部ビル(日総研研修室)が新たなセミナー会場となっています。福岡商工会議所と第7岡部ビルは、目と鼻の先くらいの距離になりますが、くれぐれもお間違いのないようにお願いいたします。

このように今回の4泊5日の旅は、4会場で4講演(合計講演時間14.5時間)ですが、明日の新宿講演以外は、「看取り介護講演」です。今後死者数が増えるわが国では、どこで、どのように最期の時間を過ごすかが大きな問題となり、そのためすべての介護事業者が看取り介護に関わっていく必要があります。よって今後も看取り介護を学ぶセミナーは重要だし、そこに参加する関係者の皆さんも年々職種も人数も増える傾向にあります。

その理由は、地域包括ケアシステムによって作り出したいシステムの一つが、「死ぬためだけに医療機関に入院しなくて済むシステム」であり、そのために医療関係者のみならず、すべての福祉援助・介護サービス関係者に、「看取り介護スキル」が求められているという意味があると思います。

そうしたニーズに応えるために、今年1月には日総研出版社から、「看取りを支える介護実践~命を支える現場から」という本も出版させていただきました。その本も各講演会場で販売させていただいておりますが、おかげさまを持ちまして売れ行きも好調です。貼りついた楽天ブックスのリンク先には、本の在庫数が表示されますが、その数字も毎日変わっており、毎日誰かが僕の本を買ってくださっているのだと感激しております。

そんな僕の本の書評がCBブレインに掲載されました。看取り介護はスタッフを成長させる 【気になる一冊】 。是非参考にご覧になってください。

もう一つ下記の画像は、今月のシルバー産業新聞に掲載された書評です。過分な評価をいただき恐縮しております。
書評
今回の4つの講演会場でも、この本は販売し著書価格としてお得に購入できますので、是他会場で手に取ってご覧の上、ご購入いただければ幸いです。

それでは今日から日曜日にかけての、四会場でお会いする皆様、当日は是非よろしくお願い申し上げます。

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Source: masaの介護福祉情報裏板