思い出話
娘からメールで、孫くんが忘れ物して保育園に行ったから、保育園に電話したいと言ってきた。
どうやら、娘も携帯を忘れたらしい。
メールはパソコンから送られてきたものだ。
孫くん、週に一度、保育園から英語教室に通っているのだ。
英語の先生がネイティブスピーカーで、保育園でも教えてくれている先生なのだ。
ところが、そのレッスンバッグを持たせるのを忘れたと言うのだ。
テキストがなくても、先生に訳を話せば、プリントを用意してくれるから大丈夫だと娘は言う。
しかし、私の頭に私の長男のことがよぎった。
今でこそ大学の先生をしているような大人に成長してますが、小さいころはとても気難しい子で、変化に弱い子でもあった。
きちんと用意されていないと、教室に入らないところがあったのだ。
なので、私は娘宅に寄って、レッスンバッグを探し、それを保育園に持って行ってやったのです。
先生は「お母さんから聞いてます」と言って
「それはあった方がいいですものね」と笑っておられた。
そのことを帰ってから知った娘は
「お母さん、届けてくれたの?ありがとう」
と感謝してくれた。
そして、娘が思い出すように
「そういえば、おじいちゃん(私の実父)も、わざわざうちに取りに来てくれて、それから学校に持ってきてくれたことがあったわ」と。
「今思うと、大変なことをおじいちゃんにさせていたんだね」
と感慨深そう。
私も勤めていたので、そんなことはゼッタイ出来なかった。
それを今度は私が、孫にやってあげている。
巡り巡るのかな。
っていうか、そういう面倒見のいいところ、父親譲りかもね。(;^ω^)
帰り、姉を呼び出してお茶してから帰りました。
夫との喧嘩も忘れましたわ。
夫はどうやら通院の日で少しナーバスになっていた様子。
帰ってきたら
「不整脈は完全に治っていると言われた」
と上機嫌でしたわ。ハア~。( `ー´)ノ
Source: 鬼嫁介護日記