ふと思ったこと
今日は私が所属しているボランティアの総会でした。
私は、司会進行の大役を仰せつかって、無事終えてきました。
ボランティアといえど、交通費なんかもあるので、活動費として微々ですが、お小遣いがもらえるのです。
仕事を辞めてから参加しているので、3年目が過ぎました。
毎年退会者も何人かいらっしゃいます。
その人たちには一言ずつ挨拶をしていただくことになっているのです。
その中に、まだ私よりずっとお若い方だと思いますが、
「父親がもうダメになってしまったので、家にいないといけなくなりました」とおっしゃった方がいたのです。
恐らく介護生活に入られるんだろうなと思いました。
私は、さりげなく
「また、帰ってきてくださいね」
と申し添えました。
またもう一人の方は、お孫さんの世話があるので続けられなくなったと理由を述べておられました。
あゝ、女の人は背負ってるものが大きいなあって思いました。
私もご多分にもれず、介護も孫守りも経験してきましたから。
このボランティアは、辞められる友達に、ぜひ引き継いでもらいたいと拝み倒されて(笑)始めたことです。
姉も一緒にやってくれたので、こうして続けることが出来ているのだと思います。
そう思うと、いろいろ抱えているのにもかかわらず、よくぞあれもこれもとやってきたなと自分ながら感心します。(笑)
去年はクラブの役員、今年はボランティアの役員と、一通り終わったので、来年度からはゆっくり出来そうです。
昨日のブログで、母親の役割に少し触れましたが、これまた私と同じような生活環境におられる方が何人もおられ、心慰められました。
今日一緒だった姉に、何気なく話していたら
「あなたは本当に優しいね。優しすぎるくらいよ」
と言われ、昨日のすさんだ心が生き返りました。
次男のところにも二人目が出来、何かと援助してやらなければならないことも出てくるだろうから、泣き言は言ってられません。
必要とされるうちが花。
人間にとって大事なことの一つは、この
「必要とされること」
だそうですよ。
Source: 鬼嫁介護日記