まったく姑のことを口にしない夫②

夫にしてみれば、一応私に気を使っているってこと?

 

通院は実は月曜日だったようだ。

何も言わずに出かけたので、私は知らなかった。

火曜日に

「今日って通院の日?」

と聞いたら

「いや、もう終わった」

との返事。

 

今日、ショート先から電話で薬を持ってきてほしいとの催促。

その電話も、なぜか夫の携帯に入っていた。

今までは、私の方にしか電話が来なかったのに、どういうこと?

恐らく夫が迎えに行ったので、夫の役割だと察してくれたのかな?

 

夫、黙って薬を取りに行ってから、ショート先に届けたようだ。

 

おやおや感心。

私の手を煩わせることなく、黙々と遂行している様子。

 

「で、どうなの?」

と聞くと

「血糖値はずいぶん上がっていたけど、A1Cはものすごく下がっている」とのこと。

心なしか少し太ったような気がする、と。

だわね、もう自分で無理して何もやらなくていいんだもの。

それでいて、食欲は普通にある。

そりゃあ~、太るに決まってる。(笑)

 

トイレ介助はなかったのか、その話は出なかった。

 

それだけ言うと、もういいだろと言わんばかりに、黙ってしまった。

 

夫なりに気を使っているのか、特に話題にすることもないのか、まあ後者だとは思うが、だからと言って母親を蔑ろにしているわけではない。

 

キレイ好きな姑は、夫の車に乗るなり

「なんで車は汚れているのかね?」

と言ったそうだ。(笑)

 

もっと言ってやって~!

 

久しぶりにナニサマ節を聞いた。

 

「キレイにしなさい」

とはゼッタイ言わない。

回りくどい言い方は、まさにナニサマ。

夫に言わせると、そこがあの人の賢いところだそうだ。

 

まだまだ健在だ。

Source: 鬼嫁介護日記