masaの日本酒道24・三井の寿の春純吟クアドリフォリオ+旅の話

全国各地で講演を行なっているが、僕は様々な場所に出かけることを「講演の旅」と表現している。

仕事で移動するのだから、「旅」と表現するのはどうかという意見もあろうが、嫌々出かけているわけではなく、いつも期待に胸を膨らませながら、ワクワク感いっぱいの状態で出かけるのだから、そう表現するのが一番ふさわしいと思う。

けれどその旅の中で観光をする機会はあまりない。有名な観光スポットも素通りしていたりする。講演地では駅や飛行場と宿泊先と講演会場を移動するだけで、他はどこにも出かけないことが多い。ただし夜はオフ会で盛り上がって、楽しく過ごすのが定番となっている。これがあるから命の洗濯もできるという訳である。

ということで旅の愉しみは、なんといってもその土地の食べものと飲み物である。(※各地でのオフ会も含めた毎日の夕食については、masaの血と骨と肉にアップしているので、そちらを参照ください。)

僕はお酒が嫌いな方ではないので、その地域の名物料理とおいしい酒があれば、それだけで十分である。

ただしお酒の中で、唯一ビールだけは飲めない。だから乾杯の時は、「とりあえずビール」ではなく、「とりあえずハイボール」派である。しかしこのハイボールを注文した時に、炭酸が飛んでいるときがある。シュワシュワ感が落ちているハイボールほどまずいものはない。ペットボトルの炭酸水でハイボールを作っているお店は、残った炭酸を翌日に回さないでほしい。強炭酸でハイボールを作ることに心がけてほしいものだ。

強炭酸を保つためには、氷も控えてもらいたい。入れるにしても一つか二つで十分だ。ハイボールの量より氷の方が多いのは、単に嵩増しである。そんな酒を造るなといいたい。強炭酸のハイボールならオフ会の間中呑み続けても良いのだが、炭酸はお腹が張って苦しくなるので、途中から別なお酒に変えることが多い。その際にその地域においしい地酒(日本酒)があれば言うことはない。

日本各地にそのような銘酒があるのがうれしい。特に僕の大好きな福岡県は、食べ物がおいしいだけではなく、日本酒の蔵がたくさんあって、それぞれが競い合うようにおいしい銘酒を醸している。

その福岡県の酒蔵の中でも僕が特に気に入っているのは、「 井上合名会社 」である。この会社が最近株式会社になり社名も変更したようである。新しい社名は主力商品である銘酒・三井の寿の名称を由来にして「株式会社みいの寿」となっている。

この蔵では季節ごとに限定酒を出しているのであるが、今春発売している限定酒、「三井の寿・春純吟クアドリフォリオ」が最高に良い出来だ。うまくてかなわない。
三井の寿の春純吟クアドリフォリオ
「クアドリフォリオ」とは、イタリア語で幸運の四つ葉のクローバーを意味するそうだ。だから瓶の色もクローバを想像させる爽やかな緑色なのだろうと思う。

このお酒の原料米である「吟のさと」は、お母さんとお爺さんが「山田錦」(要は四分の三が山田系統)という新しい酒米だ。僕はこの酒米のお酒は初めてであるが、うなる旨さである。精米歩合は60%。造りではアルコール度数を15度と低めに抑えている。そのためスッキリとした香り高いお酒に仕上がっている。 なんでも春の白詰草をイメージしているそうだ。

香り高い薄濁りの純米吟醸酒で、生酒であるためフレッシュである。ワイングラスに入れて出されたら白ワインと間違えるようなフルーティーなお酒に仕上がっているが、決してべちゃべちゃとした甘口ではない。すいすい呑やすく呑み飽きしないお酒である。アルコールを添加しているお酒しか呑んだ事がない人がこのお酒を呑むと、日本酒に対するイメージが根底から覆るだろう。

なお僕はビール以外のお酒はなんでも呑めるので、沖縄に行けば当然のように泡盛を飲んでいる。「琉球介護コミュニティ協会」という組織の理事を拝命した経緯があって、そんな沖縄に行く機会も増えているが、沖縄滞在中は毎晩オフ会である。
菊の露V.I.P
その時に呑んでいるのは、「菊の露V.I.P」である。古酒(クース)で薫り高い泡盛もお勧めである。沖縄のお友達・竜ちゃんこと玉城竜一さんの笑顔とともにその画像もお届けしておきたい。

どちらにしても飲んで食べて語り合う時間があれば、ほかに何もいらないという気持ちになるのである。この週末に休みを取れる方は、是非おいしいお酒とおいしい料理で、リフレッシュして来週からの仕事に備えてもらいたい。

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Source: masaの介護福祉情報裏板