片付け始めた夫
朝からちょっとした夫婦のいさかいがあり、夫がようやく部屋を片付け始めてくれた。
我家にとって、夫の書類等に口出すことはとてもナイーブで、私とて滅多に言いません。(笑)
1年に一度の割合で言っても
「あなたのその一言でどれだけ俺が傷つくか」
と言われる始末。
あげく
「仕事するなってことだよね」
とも。
夫婦喧嘩の元は
①おばあちゃん。
②書類の整理。
これしかありません。
昔は子育てもありましたが、今は卒業してます。(時々あるか(笑))
義両親はどちらもきれい好きでした。
義父は夫と同じ書類を扱う仕事だったから、いつもきちんとしていた。
新聞紙の片付けを見ると、その整理整頓ぶりに感嘆と共に異常ささえ感じたものです。(笑)
ナニサマも整理整頓が好きな人だった。
多分、義父の几帳面さに影響されたのかもしれない。
なのに、
その、息子である夫はなぜにこんなにあちこち書類の山があっても平気なんでしょう。
私も潔癖症でもないし、決して整理整頓が得意な方ではありませんが、見えるところはきれいにするタイプです。(笑)
O型の典型です。(笑)
父はエンジニアだったせいか、やっぱり整理整頓が得意な人でした。
転勤族でもあったので、不必要となったものはすぐに捨てる人でした。
荷物を増やしたくなかったんだと思います。
だから、母が亡くなり、姉が嫁いでも、家の中が汚れることはありませんでした。庭もいつもきれいにしている人でした。
父は結婚した私にもよく言いました。
「新しいものが欲しくて買ったなら、古いものは捨てなさい。絶対に使わないんだから」
と。
そんな親に育てられ、義両親もそういう人だったと言うのに、
なぜ、夫だけは違うんでしょう・・・(泣)
確かに義父も事務所で仕事をするより、茶の間で仕事するのが好きな人でした。
何よりこの仕事は、パソコンと書類があればどこででも出来る仕事ですから。
もちろん、一日中家にいるわけではありませんが、会社に行くことも多々です。
だから余計にリビングに書類を残していくことが、私には「苦」でならないのです。
そんな父親を見ていて
「自分は居間で仕事することはしない」
と言っていたものです。
みんなが寛げないからです。
なのに、なのに・・・なのになのです。
ナニサマの悩みもそこにあったようで、嫁いだころ、私に珍しく愚痴ったことがありました。
「でもね、あんたが私の代わりに働いてくれるのかって言うんだわね。
そう言われたら何も言えないからね」
と。
あのナニサマが、私に愚痴ったことがあるんですよ。
今にしたら驚きの思い出ですけどね。(笑)
そして、今、夫は片付け始めました。
みるみるうちにきれいになっていくリビング。
やればできる子です。(笑)
私のイライラも収まりかけています。(笑)
時々ケンカしないと、改善されません、はい。
Source: 鬼嫁介護日記