子育ては十人十色とは言うけれど・・・
孫くんたちが小学校に入って、親たちは毎日楽しく通っているだろうかと心配なことだろう。
お陰さんで、今のところはあまり問題なく過ぎているようですが、何しろ無頓着な娘の孫くん、早速給食袋を学校に忘れてくるというヘマをやっておりましたわ。
彼は人の話を聞いているのかいないのか、ちょっとわからないところがあるのだが、実はちゃんと聞いている。
ところが「はい!」と返事しないので、聞いてないと思われている。
今日も学童の先生に
「お話を聞くのが嫌いですね」
と言われてしまった。
ママより口うるさいオバサン先生ばかりなので、うんざりしているようだ。(笑)
じいじが冗談で
「きれいな先生はおるか?」
って聞いたら
「ううん」
って首振ってましたわ。
保育園のような若くて可愛い先生なんかおりませんよ。
まずそこから心の訓練です。
自由に育て過ぎたツケが回ってきています。(笑)
まあ、いろいろな環境に慣れていくことが大事ですからね。
日経の夕刊文化ページにこんな文が。
女優のサトエリこと佐藤江梨子が、読書日記にこんなことを書いているのです。
夫と父が初めて会ったとき、父はおもむろに
「エリコが小さい時、小学校に上がるからって、家具屋さんに行って」
と話し始めたのだ。
「好きな机を買ってあげるからって言うとね、家具屋さんに
『私は勉強も机も嫌いです。要りません』って一礼して帰っちゃったんです。だから、君たちの子どもが出来た時、エリコに似て勉強が嫌いかもしれない。大変かもしれないけど、頑張ってねっ」
と笑いながら話した。
夫はひたすら苦笑いを浮かべていた。
そして生まれてきた子は3歳になって、何だそれ?の連続だとのこと。
「名前は?」と聞かれたら
「ウンチです」と言うそうだ。(笑)
そんなサトエリに、義母がシチュー作り過ぎたからと言ってシチューと一緒に本をくれたそうだ。
『最高の子育て』(高橋孝雄著、マガジンハウス)
その本の書き出しは
「子どもがしあわせなら、それだけでみんな、しあわせ」
というもの。
とにかく優しいテイストで親心を癒してくれる本のようだ。
いろいろな子がいて子供の世界なんだから。
先生に好かれる優等生ばかりじゃ、つまんないですよね。
彼もこれからもまれて成長していくことでしょう。
というわけで、孫くんをよろしくです。(笑)
Source: 鬼嫁介護日記