もはや「サザエさん一家」は幻?
昨日、夫がみかんの仲間「せとか」を頂いてきた。
私、あまり柑橘類、得意じゃありませんが、「せとか」は美味しい。
数を数えたら、整然と6個入っておりました。(6個しか?)
どんだけ高級なみかんなんだって。
サザエさん一家は7人。あれ、1個足りません。
てか、なんでこの場に及んで「サザエさん」?
この国民的番組、なんと放送50年を迎えるそうだ。
日曜の夕方は「笑点」見て「サザエさん」見て、が庶民の楽しみ。
半世紀経って、実社会では家族の形が変わってしまった。
という記事を目にしたのだ。
実際の「サザエさん」は、時事ニュースを反映したものが多く、風刺が利いていた。
ところがアニメは、完全にホームドラマ。
時代の受け手によって変わって行っている傾向がある。
憲法改正を掲げる団体の中には、
「サザエさんのような家族が増えるといいね」
としているそうだ。
一方、ネット上には
「家族観をそろそろ変えるべきだ」
「実世界と乖離した時代劇的アニメ」
といった声もある。
特にフネさんとサザエさんの二人もの主婦がいることには、現代の社会の流れと乖離があるというわけだ。
80年から18年の流れを見ると、共働き世帯は2倍になったそうだ。
それでもこれだけ「サザエさん」が人気があるのは、
「どこかにこういう安心できる環境があるんじゃないか」
と憧れを感じている人が少なくないからだと言うのだ。
もはや「サザエさん」一家は、現代では幻想なのかもしれない。
ただサザエさん一家がうまくいってるのは、サザエさんとフネさんが実の親子だからだ。
これが嫁姑だったら、やっぱり
「意地悪ばあさん」の世界だね。(笑)
私も実はどこかで夢見ていた。
3世代家族を。
でもこの時代では、大いなる幻想だとハッキリ言える。
Source: 鬼嫁介護日記