救急車を追いかけてはいけない

10連休のGWが始まりましたね。

 

記事は遅々として進まず

未だ2月末のお話のまま動きませんが

その後もネタまみれの毎日は相変わらず

書きたいのに追いつかない日々を送っております。

 

今回のばあちゃんの結核騒動は

果たしてブログで公表すべきかどうか?と

しばらく考えあぐねていました。

しかし今は

結核の罹患者の7割前後を高齢者が占める状況とのこと。

 

 

結核は過去の病気ではありません。

それに

ばあちゃんのように何十年もの時を経てから

抵抗力が低下した結果、発病する人が増えるとなると

長生きがどんどん進むこの世の中。

我が家と同じことが

どなたの身にも起きないとは限らないのです。

 

うちのばあちゃんに起きた

とんだ災難ではありますが

誰かのお役に立つかも知れません。

 

てなワケで

経緯を書き残しておこうと思います。

 

 

さて

転院の準備も終わり

救急車の到着をデイルームで待っていると

看護師さんがいくつかの封筒を持って来られた。

 

 

これまで入院していたカシマ病院から

これから転院する『お隣市病院』への引き継ぎ書類のようだ。

先に出てきた一番近いA病院はそれでもわりば市市外。)

 

 

 

昨年1月

家の建て替え直前だった

ばあちゃんの急変。→

在宅医のタムラ先生に藁をもつかむ思いで頼み込み

入院させてもらうこととなったカシマ病院。

 

予想外の長期の入院となってしまったが

このカシマ病院には本当に助けられた。

ここに入院を断られていたら

おそらくワタシ達は途方にくれていたことだろう。

 

 

 

 

それからいくらも経たないうちに

救急車が到着。

慌ただしくばあちゃんの搬送作業が始まった。

ワタシは離れたところから

邪魔にならないよう見守るだけ。

 

N95マスクは一応病室に入る時のみ着用のようで

廊下やデイルームにいるときは

普通のサージカルマスクに替える。

 

おそらく

周りの他の患者さんなどに不安を与えない配慮だと

思われる。

 

また、排菌している患者本人も

マスクはサージカルマスクのみで良いようだ。

 

搬送準備が完了して

ばあちゃんがエレベーターに乗せられたところで

救急隊員の一人が

「ご家族の方ですね」と声を掛けてくれた。

 

救急車に同乗せず

自分の車で行くことを伝えると

 

 

救急隊員はちょっと慌てた様子で

「では必要書類をお渡しいただけますか?」と言う。

 

ワタシは先ほど受け取った封筒を

エレベーターの扉が閉まる直前に急いで渡した。

 

おそらく病院側もバタバタで

家族が別便で向かうという事前情報が

病院内にも

救急隊員側にもしっかり伝わっていなかったようだ。

 

先に着いてしまう救急車側に

入院してすぐに必要な引き継ぎ書類がないと

どうしようもないものね。

 

 

救急隊員数人と

ばあちゃんのストレッチャーはエレベーターで。

 

ワタシは看護師さんへ挨拶を済ませると

階段で移動した。

 

救急搬送の際

家族や関係者は同乗を求められることが多いが

ワタシのように一人だけの付き添いが

自分の車で行きたいと言えば

それも可能のようである。

 

 

ただし

間違っても

救急車の後ろを追走してはいけません。

 

赤信号でも進んでいいのは

緊急車両のみです。

 

お間違えなく。

 

 

 

 

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Source: 13番目のあな