「令和」が開けた
夕方は、NHKTVで皇居で厳かに行われた「退位礼」を見ておりました。
やはり歴史的瞬間をこの目で見ておかなくてはいけないかなと思って。
上皇様になられた天皇のお言葉に先立ち、安倍首相が国民を代表して挨拶をしておりましたが、安倍首相の顔を拝見しながら、だんだんお祖父様の岸信介元首相に似てこられたなって思ったのは、私だけ?(笑)
天皇になられた皇太子さまが、もう59歳と聞いて、その方が今更ながら驚きました。
普通は定年退職のお歳ですよね。
それがこれからすごい重い肩書を背負って生きていかれるわけだから、いろいろな心の葛藤がおありだったことでしょうねえ。
今朝の朝刊で新天皇両陛下のお写真が載っておりましたが、不思議なものでもうその風格を感じましたね。
努力されておられるんだろうとお察ししました。
簡単にその家に生まれた者の宿命だと言ってしまえば、その通りなのですが、だれでも一度は悩んだり苦しんだりして跡継ぎになるように、新天皇とて、ここまでくるには人知れず悩まれたこともあるだろうと思われます。
それを乗り越えての即位。
「令和」も実りある時代になるといいですね。
今日の日経「春秋」から。
こんにちは令和さん。
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赴任早々に申し上げるのも恐縮ですが、
少子高齢化、人口減を克服する道は見えず、
企業は昭和の成功物語にしがみつき、
世界の中での存在感は低下する一方です。
来年は東京五輪、
6年後には大阪万博と祝祭が続きます。
しかし昭和の焼き直し的イベントにかまけ、
厄介事を先送りしたままなら本当に危ういのです。
新しい時代にうつつを抜かしている場合ではないのです。
問題は山積です。
とはいうものの、年号が変わるのはどこか新鮮で嬉しいものですね。
私も3時代を生き抜いてきました。(ちょっとオーバーか(笑))
5時代を生きた高齢者もいらっしゃるでしょう。
母は昭和で生まれ昭和で散った一人です。
そんな人もいる中での3つの時代を経験した自分。
自分の老後に暗澹としながらも、しっかり生き抜かなくちゃね。
Source: 鬼嫁介護日記