令和の最初の講演は日本教育会館で。
北海道は朝晩、暖房が必要な日が多い。そんなふうに5月と言ってもまだまだ寒い日が続いている。僕の自宅すぐ横に咲くはずのエゾヤマザクラも、つぼみの状態で止まっている感じだ。
ここ2日間は気温が二けたの10度に達しない日が続いているので、パッと見の状態も一昨日とあまり変わらない。明日から気温が少しだけ上がって晴れる予報だから、満開となるのはGWが明けたころになるだろうか。
それはともかくとして、ここからが本題である。
僕にとって平成最後の講演は、4/26の福島市で行われた、「福島市介護支援専門員連絡協議会総会」での記念講演であった。
平成は災害が多発した時代であったが、その中でも東日本大震災と福島第一原発事故は最大の被害をもたらした未曽有の災害であった。あの時、現地の介護支援専門員の方々で、自分や家族が被災しているにもかかわらず、自分の担当利用者の方々の安否確認のために被災地を走り回っている方が何人もおられた。
そんな福島市で、平成という元号が切り替わるときに介護支援専門員の方々に向けた講演を行う機会をいただいたのも何かの縁だろうと思った。
この縁を大切にするとしたら、あの災害で失われた方々の思いをつなぐために、その人たちが生まれ変わった時に、またこの国に生まれたいと思うことができる日本を創るために、自分が何をできるかを考え、行動し続けるしかないと思う。答えのない旅であっても、その目的や目標を失わずに歩き続けるしかないと思う。
さて福島市講演の翌日の27日から、世間は10連休というGWに入っているので、おそらく研修会をこの時期に企画している組織・団体は少ないだろう。そうなると僕のように講師業を生活の糧としている人間にとっては、おまんまの食い上げ時期である。
ということで僕自身は10連休どころか、14連休である。こんなに長い休みをどうして過ごそうかと考えていたら、連休直前に、「連休明けで構いませんので、ご多用のところとは存じますが、連載原稿をよろしくお願い致します。」というメールが届いた。それも同じような内容で3通届いている・・・。
連休明けで構わないという意味は、連休明けが締め切りだぞという念押しだから、連休中に間違いなく原稿を仕上げて送れという意味になる。・・・了解いたしました。何もすることがないより1000倍良いことです。ということで連載原稿を3本仕上げることにして、28日の日曜から執筆作業に取り掛かった。
明日金曜日には、僕が総合施設長を務めていた特養の職員などと呑み会も予定しているので、それまでには仕上げたいと思って頑張ったところ、どうやら3本の原稿の感性の目途が立ち、今日あたりからまとめと推敲に入れそうである。一安心といったところか・・・。
さてそんな風に平成から令和への切り替え時期を過ごしているが、連休明けの最初の土曜日は僕にとって、「令和最初の講演」の予定が入っている。
4月11日、10:30~16:30まで、日本教育会館(東京都千代田区一ツ橋)で行われる、「日本労働組合総連合会(連合)主催、医療・介護フェス」で講師とシンポジストを務める予定になっている。
僕はこのフェスの中で午前中に、「利用者に選ばれる介護とは」というテーマで講演を行なう。(11:30~12:30の予定)
さらに午後からは、『つくろう!私たちの「地域包括ケア」 』(前半)・『どうする!?「地域包括ケア」を支える人材確保』(後半)をテーマにしたトークセッションを行う予定になっている。
上に張り付けたポスター画像のように、多彩な演者・パネリストが参加するほか、UAゼンセン・自治労・ヘルスケア労協の関係者の方も、トークセッションに参加する予定になっているので、多角的な議論が期待できる。時間が取れる方はどうぞ会場となる日本教育会館(東京都千代田区一ツ橋2丁目6-2) までお越しいただきたい。
令和という新しい時代を切り開く、本当に人のためになる医療・介護連携の姿が少しでも見つけられることを期待して、当日に臨もうと思っている。
会場でお愛しましょう。
※もう一つのブログ「masaの血と骨と肉」、毎朝就業前に更新しています。お暇なときに覗きに来て下さい。※グルメブログランキングの文字を「プチ」っと押していただければありがたいです。
北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。
・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。
・masaの最新刊「看取りを支える介護実践~命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。
※TSUTAYAのサイトからは、お店受け取りで送料無料で購入できます。
※キャラアニのサイトからも送料無料になります。
※医学書専門メテオMBCからも送料無料で取り寄せ可能です。
※アマゾンでも送料無料で取り寄せができるようになりました。
Source: masaの介護福祉情報裏板