介護の限界とは・・・
今回、何気に呟いた一言にたくさんのブロガーさんからご意見頂いたのですが、その中に介護に携わっている現職の介護職員さんも何人かおられ、その方たちのブログを拝見すると、ホント苛酷だなあ~って頭が下がることばかりです。
最近「3Kの仕事」とまで言われるほどきつい仕事の一つだと思います。
私なんか姑一人、もてあまし、イライラを募らせ、このままいったら間違いなく自分が病むのではというところまで何度も追い詰められました。
これを仕事だと割り切れたらと、何度思ったことか。
それでも姑のオシモの世話が辛かったかというと、それではない。
トイレ介助、歩行介助?それでもない。
やっぱり、姑の言葉の圧力だったのかなと思う。
名前を呼ばれるだけで、虫唾が走る。(笑)
「あれして、これして」が多くて鬱陶しい。
嘘をつく。
都合が悪くなると、聞こえていても聞こえないふり。
こちらを怒らせるのが趣味か?とまで思える言動。
こういった実際の介護とは離れた部分でのストレスが、介護の限界へと追い詰めていくんだと思っている。
介護職員さんたちは、毎日それらをひっくるめた現場で格闘しておられるわけだから、預けている家族にとっては、申し訳ない気持ちとすがる気持ちとが入り混じっているのは確かです。
そんな家族の気持ちも知らないで、諦めているとは言いながら、どことなく施設に預けた家族を恨めしそうに見つめている姑を見ていると、この人の安住の地はもはや死の世界しかないのではと思えてしまう。
どんなにやってもらっても、どんなに優しくしてもらっても、いつもあるのは不平不満。
夫がよく言ってましたわ。
「だから、あなたはいったいどうしてもらいたいの?あなたには満足っていうものがないよね。何やってあげても、嬉しそうな顔をしたことがないよね」と。
「歩けなくなると怖いから歩きたい」
と言いながら
「じゃあ、歩こうか」
と誘えば、
「もう歩けないわね!」
と固く拒絶する。
どっちやねん!
介護する者の心が拒否し始めたら、それがもう限界ということです。
でもね、これを夫が理解するまでがまた大変。(笑)
同じ苦労を味わさせないと、なかなかわかりませんからね。(笑)
でも姑たちにも行先があるってことはまだ幸せなことだと思います。
介護職員さん、どうぞよろしくお願いいたします。<m(__)m>
Source: 鬼嫁介護日記