「それがどーしたっ!」
ふと自分のスケジュール表を見ると、今週は結構詰まってる。
特に週末のお出かけが多い。
早めにと言っても、あまり早めに言っても、すぐに忘れるので、このくらいにと今日、夫に週末の予定を報告した。
「金曜日夜、演劇で帰り遅いからね」
「土曜日は、友達と名古屋で食事会」
「日曜日は、オバチャン(姉)とコンサート」
と夫に報告していたら、夫、
「えーっ!日曜日も?」って。
「日曜日はおばあちゃんの誕生日だよ」
はあ~?なんですと?
思わず私の口から出た言葉が、
「それがどーしたっ!」
そっかー、ヤツもついに94歳か。
元気で(元気は元気です)、人に頼らずとも自立して生きている(全く真逆です)お年寄りなら、心からお祝いして差し上げますけど、どこまでいっても不遜な年寄りなんか、勝手に歳を重ねてらっしゃいって言いたいですわ。スミマセン、なんせ鬼嫁なんで。
だけど、いつまでたっても実子は実子。
親を大事にするのは大切なこととはいえ、誕生日だから、出かけるなとでも言いたいのか、このマザコン亭主野郎が。
じゃあ、そのために何か考えてるのかって言ったら、何も考えてないくせによく言うわ~ですよ。
今までだって、おばあちゃんの誕生日には子供たちも呼んで、一緒に食事したり、子供たちも優しいもので、わざわざプレゼントまで持ってきてくれて、本当にありがたかったけれど、夫は何かした?
みんな私のお膳立て。
この親子、それを当たり前に思ってやしない?
施設行きになったんだって、私がもう介護は出来ないと言ったからこうなったんであって、自分たちから何か事を起こした?
施設巡りも私一人。
施設申し込みに行ったんだって私一人。
ナニサマだけでなく、夫までもが嫁への依存症大だ。
まったく、嫁をここまで苦しめておいて、誕生日も何もあったもんじゃないわ。
誕生日?
それがどーしたっ!!
Source: 鬼嫁介護日記