「母の日」そして「ハハの日」
今日は午後から姉と名古屋までコンサートに行く予定。
すると、夫、
「じゃあ、午前中におばあちゃんところに行こう!」
って。
うちもさんちゃんのご主人と同じだった。
私と行くのが当たり前のようです。
「何も用意していないけど?」
「えっ!?何も用意してないの?」
(ふふふ・・・今、全国の介護嫁を敵に回しましたね)
「だったら、行くなよ」
じゃなかった、
「だったら、あなたが何か買ってあげたら?」
しばし、無言。
「いいよ、どうせ欲しいものなんかないんだから」
おーおー、そうきたか。
「じゃあ、何も無しでってことで?」
「うん、それでいいよ。弟が送ってきたことだし」
おーおー、またまた人のふんどしで相撲とろってか。
「いい、いい!何も要らない!」
との夫の一声で、プレゼントはなし。(笑)
一応、夏用の下着と夏用の膝掛を袋に詰めた。
施設に行くと、やっぱりナニサマ、嬉しそうな表情をします。
へーーーって感じ。
部屋に入ると、夏布団は箪笥の上に置いたまま。
車椅子に載せる座布団も同じく箪笥の上に置いたまま。
1週間前、あんなに大騒ぎした「夏布団騒動」でしたが、結局、施設が用意した夏布団で事足りたようです。
今に始まったことではないといえ、すべて想定内。
皆を振り回して、終わってみれば、
「私は関係ない」
の姿勢は崩さず。
まったく~~~~~、相変わらずお騒がせバアサンですわ。
義弟が送ってきたブリザーブドフラワーを渡した。
「これは、何かね?」
「お花ですよ」
「え?花かね」
夫がTV台の上に置いたが、一瞥しただけで何も言わなかった。
さすがに「持って帰って」とは言わなかったけれど、次回に来たときは間違いなく「持って帰って」になる代物だと確信した。(笑)
施設内は空調設備が充実しているせいか、寒からず暑からず快適である。
そのせいか、ナニサマ、まだ冬の服を着ている。
「おばあちゃん、薄手の服を着て、ズボンも夏用に履き替えたら?」
というと、
「いいわね。ズボンはこれでいいわね」
ですと。
「でも、今度病院に行くときは、その薄手の服を着ていこうかね」
なんだか、病院に行くのが待ち遠しいみたい。
「makoさん、どの服だったかねえ。もう一度出してくれんかね」
出たよ出たよ、どうせどうだっていいくせに。
長く居ても腹立つだけだから、私はさっさと部屋を出る支度をした。
というわけで、ナニサマの「母の日」終了~!
夜は、次男一家だけが夕食を食べに来てくれました。
食事中、長男一家からTV電話が。
あちらの孫姫もすっかり大きくなり、フクフクしてきました。
孫太郎はさらに順調でもう6,6キロあるとか。
兜を被せて、初節句の締めくくり。
姫からの進呈でした。
こうして、今年の「母の日」も無事終わりました。
Source: 鬼嫁介護日記