第2回 身体拘束廃止に関する勉強会📖✏️
こんにちわ~相談員のサクラです
夏日になったり、寒の戻りがあったり、体調を崩しやすい気温が
続きましたが、皆様お変わりございませんか
本日は、
「第2回身体拘束廃止に関する勉強会」
の様子をご案内いたします
今回の勉強会も、数日間に渡り全職員を対象に実施しました
前回のおさらいと事例検討を中心に行いました
まずは、クイズ形式でおさらいです
どちらが身体拘束に該当するかどちらが身体拘束に該当しないか
と
クイズを出しました
イラストの精度が低く、「ん?」となってしまった場面もありましたが、
概ね全職員正解でした
ちゃんと、前回の勉強会の内容を理解してくれていたようで、安心しました
続いては、事例検討です
どのような対応をするべきか、どのような対応なら可能かなどなど、
グループで話し合ってもらいました
どのグループも一生懸命検討をしてくれます
検討が終わったら、グループごとに発表をしてもらいました
別のグループの意見を聴く事も参考になります
発表の順番は、代表者によるジャンケンで決めましたが、これがなかなか
白熱最初に発表した方が良い
とどのグループも必死でした
各グループの発表が終わった後は、実際に身体拘束とはどういうものか
体験です
国府館は、原則身体拘束禁止ですですが、それ故、身体拘束がどのよ
うなものなのか、実感出来ず理解しにくい事もあります
そのため、実際に体験することで、身体拘束の内容をより理解できるの
ではと考えました
この体験コーナーもなかなか盛り上がりました
車イス用のベルトを着用して、実際に立てるか試してみました
どう頑張っても抜け出せず、「本当に立てないんだね~」と初めて
体験する職員は驚いていました
ベルトは借り物なので、壊さないか内心ヒヤヒヤでした
「そんなに必死になって抜けなくても良いんですよ~」
「抜けないのが当たり前なんですからね~」
と、何度アナウンスしたことか・・・・
ミトンと言われる手袋も全員が試着
「これじゃ、掻きたいところ掻けないね」
「眼鏡がずり落ちても直せないよ~」
「ズボンが下がったら、どうやって上げたらいいの」と、皆それぞれ
身体拘束の体験をして、不便さを実感しました
本来、行うべきではない身体拘束。
される方も、する方も、良い気持ちはしない身体拘束。
今回、全職員に体験してもらうことで、改めて行うべきではない
と、実感してもらえました
次回の勉強会も、「ただ聞けばいい」というような勉強会にならないように
内容をさらにバージョンアップしたいと考えておりますので、乞うご期待
本日も、ご愛読ありがとうございました
Source: 常陸国府館のブログ