姉が入院した!
夕方、姉から電話。
私はお稽古が終わって、買い物も終え、娘宅でリラックスしているときだった。
「あなた、運転中?」
「大丈夫。もう娘の家よ」
「あ、そうなの。今、入院したの」
唐突な姉の言葉に、
「だれが?お義兄さん?」
「私よ、私!」
病気知らずだと思っていた姉の突如の入院の報せ。
「心不全」
「最近体重が増えたって言ったでしょ。どうやら心臓の弁が壊れて、血が肺に流れて肺が血でパンパンになっていたみたい」
相変わらず淡々と物申すお人である。
息苦しくなって病院に走ったようだが、救急車は呼ばなかったとのこと。こんなところも姉らしい。
2週間絶対安静ですって。
手術はせず、投薬で治すんだそうだ。
大丈夫か、その病院。
まあ、義兄を救ってくれた病院だから信じるしかないか。
私にとっては、たった一人のきょうだい。
姉を失うことは耐えがたいことだ。
今日はまだ検査が残っているからというので、明日朝にでも見舞いに行ってくるつもり。
姉がいないと家のことは何も出来ない義兄。
頼りないとはいえ、嫁に行かない次女娘がいるので、なんとか父親の世話をしていることだろう。
二人とも、姉なしでは生きていけない人たち。
早く姉が回復することを祈るばかり。
私たち姉妹は、両親に似ず病気一つしたことがなかったというのに、やはり加齢で心臓も痛み始めているのでしょうか。
私も最近、息が上がるので一度診てもらった方がいいかもしれない。
今朝なんて、勇んで散歩に出たというのに、5分でリタイア。
鼻血である。
姉の虫の知らせだったのかな。
Source: 鬼嫁介護日記