姉とのライン
旅行中は見舞いに行けないので、酷とは思ったけど、姉には温泉旅行に行くことを告げておいた。
その間、繋がったラインで姉とは旅行中もやりとりを続けていた。
花の大好きな姉には、石楠花やらツツジの写真を送ると
「綺麗ねえ。こちらより1月ほど遅れて季節が来ているみたいね」と。
(仙仁温泉の宿の部屋についている庭にあった石楠花)
(菅平にあったツツジ)
姉は自分の家の紫陽花を思い出したようで。
「今頃我家の紫陽花が満開だと思うけれど、見れない・・・」
と寂しそうに呟く。
そんな姉を慰めるために、孫くんが見つけた「四葉のクローバー」の写メを送った。
「ありがとー
」
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/082.png)
と言いながら、
「でも心不全は治らないと聞いてしょげています」
と。
「再入院を繰り返すと1年前後で亡くなるそうです。
生き方を考えるようにと・・・」
それでも前向きに
「今まで通りにはいかないけど、なんとか長生きする気です」
とも。
「こちらも雨が止んで、楽しい旅行になってよかったね」
と精一杯の労い言葉をくれた。
そんな姉、朝には
「昨日はセンチメンタルになったけど、少しでも長生きするつもり」
と言ってきたのでホッとした。
ようやく写メが送れて
「ヤッホー
」
![100点](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/523.png)
ですって。
アナログ人間も、少しずつ変わりつつある。(笑)
菅平で見つけた白い花。
桜の種類のように思えたが、名前がわからない。
姉に写メを送って聞いてみた。
「山に咲いていたら野生の梨の花かもしれない」
とのこと。
さすが物知り姉だ。
そのあと、今回は投薬治療だけど、その後はカテーテル手術になることを医師に告げられたらしい。
今日は久しぶりに姉の見舞いに行く予定。
気丈なところが痛々しいけど、こちらも普通にいられるので助かる。
Source: 鬼嫁介護日記