令和元年 第1回新人職員基礎研修~2日目

皆様こんにちわ 相談員のサクラです。

新しい元号にも慣れてきたころかと思いますが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

本日は、
令和元年度 第1回新人職員基礎研修 2日目
の模様をお伝え致します

2日目の講義は、主に現場業務に直結する内容なので、講師を担う職員も、
介護課・看護課主任や介護支援専門員が中心です

まずは、介護課主任による講義4本立てです
1.介護概論
2.入浴・更衣介助
3.移乗・移動介助
4.看取り介護・清拭、環境整備
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介護職員だけではなく、フロアキーパーにも「介護の仕事」を理解してもらうため、
介護分野の講義も受講してもらいました
そのため、初めて聞くことばかりのようで、皆一生懸命メモを取って講義を受けて
いました

続いては、介護支援専門員によるケアプランの講義です
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ケアプランとは、入居者様がどのような生活を送ることが、その人らしい
生活なのかを、多職種からの意見をまとめて介護支援専門員が作る計画書です
皆さん、それぞれの想いがあるので、それの想いを極力叶えられるようなケアを
考えるのも、私達の役目です
それには、もちろんフロアキーパーも無関係ではないので、自分達の役割や気を
つけなければならない事は何なのかを知る、大事な講義です

続いては、講義は認知症ケアです
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2020年には、認知症高齢者数が470万人に達すると言われている認知症
ですが、20年前に比べると認知症の種類も細かく分類され、一言で認知症と
言っても、その症状は様々です
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その様々な認知症症状を正しく理解をして、適切なケアを提供することが、認
知症の進行を予防すると言われています決して治る病気ではありませんが、
ケアの方法により進行を遅くする事が出来る病気でもあります
その為、認知症とはどのような病気で、どのような症状があり、どのように対応
すべきかを学んでもらいました

最後は、看護課主任による講義3本立てです
1.有料老人ホームの医療と看護
2.バイタルサイン
3.緊急時対応法

施設形態によって、提供できる医療行為に決まりがあり、また看護師の役割も
様々なんです健康管理はもちろん、各医療機関との連絡調整や、協力医療機関
との連携などなど、施設内の業務だけではなく、施設外での業務も以外とあるん
です
また、もしもが起きた時に、慌てず冷静に行動できるような心構えも教えても
らいました緊急時は、迅速な行動と的確な対応が求められますが、まずは初動
が肝心

今回の研修も、内容が盛り沢山で受講職員は「ずっと座ってるのが辛かった
「動いていた方が良いわ~」と、だいぶお疲れの様子でした
ですが、「知っていたつもりになっていたが、ちゃんと理解していなかった事が
分かった」「改めて講義を受けると、復習にもなるし思い出した事も沢山あった」
と受講して良かったと感想を聞かせてくれました

今年度は、研修の内容も精度を高めて行く事が目標なので、これから予定している
研修も、昨年とはまた違った内容でお届けできると思います
今後の研修風景もどうぞお楽しみに~

本日も、ご愛読ありがとうございました


Source: 常陸国府館のブログ