高齢者が高齢者を介護する介護施設

これも人手不足が深刻化してきた証拠である。

 

高齢者が、25を超える都道府県でベッドメイクなどの補助業務に特化した仕事を担当する「助手」として採用されてるとのこと。

 

もう一つの狙いは、介護福祉士などの資格を持つ職員には本来の業務に集中してもらいたいからだと。

 

前からずっと言われている2025年度までには55万人の人手確保が必要とされてるからだ。

 

もはや元気な高齢者に活躍してもらうしかないというわけだ。

 

介護助手には明確な定義はないので、掃除、ベッドメイク、食事の配膳といった仕事が主らしい。

1日3時間、週3日程度で、施設からお給料をもらっているらしい。

 

県の中では、県の基金を活用して介護助手採用にかかる費用を補助しているところもあるとか。

その県では、介護老人保健施設で働いている人のほぼ全てが

60歳以上だとのこと。

 

前に「健康年齢」の話を書いたが、ここ12年間で男女とも2歳以上延びているそうだ。

定年退職後、社会とのつながりを求めるシニア世代の活躍の場として生かせれば、人手不足対策の一助となるだろうと期待されている。

 

 

ナニサマが在宅でデイに通っていた時、やはり今の介護社会を反映するような職員さんが何度か訪れた。

 

こちらが「大丈夫ですか?」とつい声を掛けたくなるようなヨロヨロとした年配の男性助手さんが来られたこともある。

ついおしゃべりに花を咲かせてしまった助手さんもおられた。(笑)

つい最近では、東南アジア系の女性職員さんも来られた。

 

あゝ、介護の世界も人手不足で大変なんだなあって感じたものだ。

 

自慢じゃないですが、私も10年近くもナニサマの介護をしてきたので、その道のベテランですよ。(笑)

いつでも即戦力になるとは思いますが、残念ながら

 

NO!

 

です。

介護してきた人ならだれでも私と同じ気持ちになると思います。

 

人生100年。

生涯現役。

少なくとも70までは働かなければなりません。

 

でもね、やっぱり年取ったら優雅に暮らしたいよね。

2000万円、しっかり手につかんでね。(笑)

Source: 鬼嫁介護日記