前のブログを受けて夫の気持ち(追記あり)

介護に疲れて、

「離婚したい」

と言った私の言葉を受けて、夫が言った言葉を書いたら、ブロ友さんたちに男気があるって褒めて頂いちゃいましたが、本音は「離婚したくない」気持ちから出た言葉にすぎないと思っています。

 

でも、夫が、

「自分にはあなたに対して責任がある。あなたの一生は守る」

って言ってくれた時は、まんまと夫の手腕に屈し、この人と離婚してはいけないと思ってしまったのです。(笑)

 

上手なことなんて言ったことのない人です。

謝ったことなんかない人です。

 

男の人は特に昭和の男は、決して自分の奥さんに甘い言葉なんかかけたりしない。

 

そんな夫が、「最後まで私を守る」と言ったのですから、ホロっときますよね。(笑)

 

今にして思うのは、なぜあんなにも頑なに母親の面倒を見ると言ってきたのか、ということ。

長男である夫には、やはり計り知れない母親に対する責任感みたいなものがあったのだろうと。

施設に入れることには抵抗があったのだろう。

でも、あそこまで介助が必要となってしまっては、もう抗うことも出来なくなったというのが真相であろう。

そんな母親に対する責任感と同様の責任感を私にも感じていたということなのだろう。

 

次男の嫁さんのお父さんが、今、お母さんの介護をしていることは前にも書きました。

ここ数年であっという間に壊れてしまったという感じです。

それでも夫婦間の会話は時折あるみたいで、それが今のお父さんのやりがいになっているような気がします。

でも大変な介護の話を聞いて、夫は少なくともリハビリの付いているデイケアに行かせることを強く勧めていました。

 

私がそうなったとき、夫も多分介護してくれるような気がします。

甘いかな。(笑)

反対の場合は、即施設に送り込みます。(笑)

あのバアチャンの息子ですから、きっと人使いが荒いだろうと想像できるからです。

 

もう少し早く施設を考えてくれていたら、と思わないこともないですが、この10年が私たち夫婦の納得期間だったのではないかと思っています。

Source: 鬼嫁介護日記