両親の故郷へ今年もまた・・・
昨日の姉との会話の続きなのですが、去年、父親の17回忌を終えて姉が、
「もう卒業していいよね」
と呟いたのです。
両親の郷里富山に1年に1度は墓参りに帰っていたのですが、一番面倒を見てくれた叔父が亡くなって、少しずつ富山への想いも薄れ始めていた私たちです。
ただ父の実家を継いだ叔母が生きている間は、墓を守ってくれていることもあり、顔は出したいねとも言っていたのです。
そこは合理主義者の姉、わりとあっさりと切れるのです。(笑)
そんな矢先、父の一番上の姉である伯母が先だって亡くなった。
父が生きていて、私が結婚するまでは、お盆には富山に必ず帰っていて、親戚の家はすべて訪問していました。
特に亡くなった伯母は、気のいい人だったので私は好きでした。
会社を経営していた家なので、大きな庭が印象的でした。
もう何十年も行ってません。
従兄夫婦とは、それなりの親戚づきあいはしています。
その他にも、まだ3人の叔母が健在です。
みんななかなかのツワモノです。(笑)
叔父の葬式で会ったときは、みんな元気で、ついでに口も達者でした。
あ、私にもその血が流れているのかな。ゾゾッ・・・(笑)
そう考えたら、ナニサマも歳のなせる業か。
いやいやあの人は陰湿でいけない。
うちの叔母たちは皆、明るい人が多いので言われても笑って済まされることが多いけれど、ナニサマはプライドが高く、冗談も言わない、自分の考えも言わない、そのくせ気に入らないとボソッと「あの人、嫌いなんだわね」と、聞こえるように呟く。それが恐ろしかった。
伯母の仏前に手を合わせてきたいので、今年は行ってこようと思っています。姉も、最初は渋々だったけど、行くことを決心してくれたので、久しぶりに伯母の家を訪ねます。
もうみんな70、80過ぎの年寄りばかりです。
山の叔母さんは、90過ぎたかな。
とにかく元気です。
こっちも頑張らないとね。
Source: 鬼嫁介護日記