セミナーの後で・・・

今日は無事、姉と二人で「歌舞伎セミナー」に出かけてきました。

この日、姉は退院後初めての通院。

行けるかどうかと気をもみましたが、セミナーは昼からだったので、さすがに間に合いました。

 

どうやら、次は手術しないといけないらしい。

 

「歌舞伎セミナー」は夏に市の会館で開催される「松竹大歌舞伎」の演目の内容講義です。

今回はそうそうたる顔ぶれで、松本幸四郎がメインです。

父親の松本白鷗（漢字が違います）、それに亀ちゃん、今は市川猿之助ですが、この3人が出るのです。

サイコーです！楽しみ！！

 

『引窓』は４年前にもやりました。

『色彩間苅豆（いろもようちょっとかりまめ）　かさね』が楽しみ。

道ならぬ恋の果てに心中を約束した仲の浪人与右衛門と腰元のかさね。ところが、与右衛門は土壇場で逃亡。

追ってきたかさねと木下川の堤で再会します。

そこへ川面に鎌が目に刺さったドクロが流れてくるのです。

その鎌を与右衛門が引き抜くと、美しいかさねの顔が、見るも恐ろしい形相に変わるのです。

実は与右衛門はとんでもない悪党。

もう、ここまで書いたら見たくなるでしょ！（笑）

 

その「かさね」を亀ちゃんが演じるのです。

もちろん与右衛門は幸四郎。

 

そして何と言っても「口上」が襲名披露のこの松本親子なんです。

 

９０分の講義も葛西聖司の巧みなおしゃべりで、寝ることなく最後まで聞くことが出来ました。（笑）

 

姉は少ししんどそうでした。

 

それでも終わったら、元気に「まだ何となく眠いのよね」と言い訳してました。

 

セミナーが終わってから、二人で夕飯の買い物に近くのスーパーに行きました。

姉は大好きな「塩豆大福」を買って帰りました。

 

後で、LINEで報告してきたところによると、

「今血圧を測ったら、７１/５１だって」

ときた。

大丈夫かな。

さんちゃんも低血圧だと書いていたけど、姉も相当なものだ。

 

姉と私は何もかも正反対。

姉は父親似。

私は母親似。

 

さて、明日はまた二人でコンサートに行きます。

Source: 鬼嫁介護日記