引き籠りの解決はあるか

先のブログで、何気に引き籠っちゃっただなんて軽々しく書いてしまいましたが、今、この引き籠り問題、深刻なんですよね。

 

引き籠りの怖さは、外に向けられるべきエネルギーが内に悪い形で発散されてしまう可能性が高いところだと思うのです。

 

最近だとあの川崎事件を思い起こします。

そして、あの農水省元次官の長男刺殺事件と、やるせなさすぎる事件と、二つともあまりにも衝撃的でした。

 

これを機に、引き籠りの人への偏見が強くなり、議論が湧きましたよね。私たちはこういう事件をどう受け止めたらいいのか、もちろん犠牲になった人たちの憤りは計り知れないものがあります。ツラ過ぎます。

 

元次官の一家のように、親が高齢になり、人に相談することも出来ず、孤立してしまい、ますます追い詰められていく家庭をどうやって救ったらいいのだろうかと。

 

まさに「8050問題」が、頭によぎります。

川崎事件はまさにこの構成だった。

親世代が80代の高齢で、子供が50代。

もう立場は逆転しています。力で抑えることは出来ない。

相談する積極性も失われ始めている。

 

やはり、これは地域を含めた社会全体の包括支援が大事になってくるのでしょうね。

そういう家庭を孤立させないようにすることが大事だと。

 

家庭内の問題は、外から踏み込むことには抵抗があるし、当事者もどうしても隠してしまいがちである。

早いうちに、相談して、同じような子供を持つ親たちが協力し合って方策を見つけ合えるといいと思うのですが、精神的に参っている者同士、そのパワーが残っているといいですけどね。

 

私はまだまだ元気に走り回りますよ~。

だってやっと介護生活から脱却できたんですもん。

自分の人生、楽しまな、ソンソン。

 

 

Source: 鬼嫁介護日記